ホン・サンス「小説家の映画」に対しての杉田協士の「予感に満ちている」って言葉が好きでときどき思い出すけど、この映画は真逆で「何かがあった」ことをひたすら思わせる。この先どうなるかが分からないのはわく…
>>続きを読むあらすじを説明するのがとても難しい。
少ない登場人物の誰もが、何かしらの痛みや悲しみを抱えているように見えるけど、その理由はハッキリとは描かれない。
でも、だからこそ抽象化した悲しみは普遍性を持ち、…
『春原さんのうた』を観た後に。
今回もこの場面はこれが正解という解が用意されていないのだけれども、人物の表情や会話や場所などから想像していく感覚がとても心地よい。普段の日常から紡いでいく人間同士の優…
ものすごくよくわかったうえで、背景を語らない方法を選択している映画で、もうこれは良し悪しの話ではない。その手法に共鳴できるか、監督が提示している以上の価値を読み取れない者かに、分かれていくだけだと思…
>>続きを読む雪子を追うと主人公がフレームインする最後から一個前のショットのカメラだけ積極的。むしろそれまでの消極的なカメラのとき、映画は映ってる以上のものへ、フレーム外や音声的なものへと拡張する?
@目黒シネ…
✔️🔸『彼方のうた』(3.7)🔸『雨降って、ジエンド。』(4.3)▶️▶️
『彼方~』。これも他の大好きな作を見る筈が、引っ越して駅まで歩く体力も失くなり、間に合わない、タイトルバック位というか…
春原さんのうたが春夏、こちらは秋冬。
主人公も小河さんになってぱっと明るくなった感じ。もちろんセリフは多くないけども。
この作品で1番印象的だったのは秋冬のあたたかさ。すごい好き。現実の秋は好きじ…
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