光芒
沙織里という女性を中心に、一つの事件に向き合う人たちを見守る119分。
予告の時点で、𠮷田恵輔監督作品の歪みは覚悟してた。想像以上に感情がかき乱された、形容しがたいがそんな余韻。
なんとなく…
全員が全員なりの後悔と葛藤を抱えていて、何かやれることがまだあるんじゃないかってもがいている様が見ていられない程辛かった。
全員どこか不器用で、見ているとそこもまたイライラして一緒に精神を削られてい…
このレビューはネタバレを含みます
文句のつけどころのない作品だった。
突如失踪してしまった娘を探す母親とその家族、記者を中心に織りなす物語。
突如として家族を奪われるという絶望に狂ってしまう母親の演技はもちろんその周囲の演技も最高に…
このレビューはネタバレを含みます
警察署のシーンが今まで見たどんなホラーより恐ろしかった。
SNSの誹謗中傷やマスコミの報道機関とビジネスの兼ね合い等、テーマとしてはよく見られる現代風刺に近いが、登場人物たちの人間性の切り取り方…
このレビューはネタバレを含みます
娘が失踪してしまう話だから、母親ではない私にはその感情は分からないだろうな〜と思いつつ鑑賞しましたが、娘がいなくなって母親だから辛いとか、家族や周りの人間、取材してる記者が辛いとか、そんな簡単な話で…
>>続きを読む只々辛く心を抉られる。嗚咽し泣き叫ぶ石原さとみを見ていられない。当事者ではないから、もっと冷静に…とは言えない。
落書きを手の影で撫でたり、我が子の癖を真似てみたりする場面、思い出すと泣きそうにな…
このレビューはネタバレを含みます
人間がすごく気持ち悪くて、好きとか嫌いとかいう指標で測れない作品だったけど、自分にとっては絶対に観るべき作品だったように思う。
沙織里は元々気性が荒くて極端な考え方の人物だと思っていた。それこそが作…
よかったです。
「シークレット・サンシャイン」を思い浮かべました。
これは他人事ではないというのをやっぱりよく留意しておくべきかもですね。
本作は概ね「報道」についての警鐘を強く感じましたよ…
ずっと最悪だった。最悪すぎて、違うこと考えてしまうくらい、違うことを考えないと耐えられないくらい最悪だった。
吉田恵輔監督の作品を観たのは、
ヒメアノ〜ル、空白、神は見返りを求めるに続いて4作目…
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