『空白』の吉田監督、これまたとんでもない作品。
最初から最後までずっと重くて酸素が薄くて窒息しそうだった。
失踪した大切な人を探し続ける苦しみを抱えながら、藁にもすがる思いで誰かを頼る。
そして何度…
前評判は聞いてたけど想定より大鬱…
映画的にやっぱり死んでました~って最後に倒れてるワンカットとか入るかなとか思ってたけど、結局行方が分からないっていうのがあくまでも現実に近くて、よっぽど鬱々とし…
娘を失った母の、悲しみ、怒り、動揺、すべてが敏感に大きく揺れ動くナーバスな心情が、痛いほど伝わってきた。石原さとみさんの演技に脱帽。
痛みを抱えながらも、ゆっくりと再生への一歩を踏み出すラストの描写…
現実がしんどくて狂ってしまう母親（石原さとみ）、旦那さんみたいに落ち着けよって思うのは他人事やからやろな
誰もが体験したら狂ってしまうと思う
弟と姉はぶつかり合わんから関係が悪くなる一方、最後の方車…
暴力じゃないのにバイオレンス映画かってくらい、ボコボコにされる、心がえぐられるエグくてグロいのが吉田恵輔監督。
「世界はいつからこんなに狂ってるんだろう」
結局当事者にしか分からない「お気持ち」…
感情移入して最後は久々に泣いてしまった。
親切とは？
本当にその人を想う気持ちからか、やましいことがあって贖罪の意味からか、見返りを期待してか。
顔の見えない邪悪、対岸の火事と嗤う人々。
どう…
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