役所広司の顔面の演技力ハンパねぇ！トイレの清掃員の日常をただ追いかけただけに見えるが、極力余計な情報を排除することで想像で補う余地を残すヴェンダース節も随所に。ルーティンを繰り返すばかりでも間違いな…
>>続きを読むなんでもない日々の生活が1番の幸せ。
他人から見たら、口下手だし、底辺の生活で幸せに見えないかもしれない。
だけど、日々の生活の中に自分から幸せを見出せる主人公。
好きな音楽、いつも行く居酒屋、趣味…
まず、平山の生活がめちゃくちゃ丁寧。ひたすら同じルーティンを繰り返す。
早起きして、仕事して、本読んで。シンプルやけど、その中に深い満足感があるのが伝わってくる。
で、途中からジワジワと平山さんの過…
しみじみと良い映画だった。
セリフは少ないけれど、役所広司演じる平山の表情が豊かでありありと感情が伝わってくる。
良いことがあった日は文庫本を綺麗に畳んで上にメガネも畳んで置いているが、不本意なこと…
なんだか、自分はこういう「セリフが少なくて綺麗な映像で語りかけてこちらに考えさせる系」の映画はあまり好きじゃないと思ってたし、何気ない日常を描く系もあまり好きじゃないんだけど、これはすごく良かった。…
>>続きを読む選択肢がこれしかなくてこの生活をしている人と、選択肢がある中で選んでこの生活をしてる人では同じ環境でも幸福度が違う。
みんなが嫌がるような低所得の仕事をしている人を勝手に哀れむのは間違ってるよね、…
平穏な日々を送る平山。
無口なおじさんと思っていたらニコに対してはよく喋るんだなって。ちゃんと感情が動く人なんだなって知って。誰かの感情が動くシーンって泣ける。スナックのママが男の人に抱きついている…
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