♯259(2024年)ミニマリストのルーティンワーク
舞台は東京の下町
主人公は公共トイレの清掃員平山
彼は昭和のライフスタイルを貫く無口な仕事人。
曳舟あたりの風呂無しアパートに住み
早朝に神社…
私含め、誰もが平山に憧れを抱きつつも自分にはできない、叶わないとどこかで理解している。そのユートピアを具現化したような、そんな映画。だからこそ、ヒーリング効果が絶大。
見る時の年齢、価値観、メンタ…
多くを語らなくても平山さんの大切にしているものが伝わってくる。何年もかけて何層も重ねて平山さんの形に馴染んだ日々のルーティンと、時折他者との関わりでそれが変化すること。そしてまた緩やかに戻ること。
…
純粋にまっすぐに見ていると
こんなふうに生きていけたなら、
と思ってしまう描写の数々
決して裕福ではないけれど
楽しそうにルーティンを堪能する日々
そんな平山さんの生き方に憧れながらも
どこか不思議…
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