杉咲花さんの演技が衝撃的でした。
口数は決して多くないけれど、その表情だけがなんとも言えなくて良い。
もともとは戸田彬弘さんの旗揚げ公演作品として書き上げたものが原作だそうで。
『川辺市子のために…
社会や家庭教育、育ち方について考えさせられる作品。
市子はプロポーズされた翌日,失踪してしまう。過去を遡ると、実は産まれた時に父親がDVで離婚したため戸籍がなく、知的障害かつ病弱な夕子を殺して、妹…
市子はただ普通に生きたかっただけなのかな。自分として、夢を持って、恋人と一緒にいたかっただけ。でもそれを境遇が許してくれなかったからもがき続けてる。
市子の半生を聞いたらなんと可哀想な人だろうと思…
オープニングから
エンディングへの着地。
月子が亡くなった暑い夏の日に
母親が歌っていた "にじ" を
また暑い夏の日に
同じように口ずさみながら
同じように喪失感を抱いて
冬子として生きていく。
…
実際無国籍であれ彼女の様な性質には必ずしもならないであろう。
底辺の人間が出て来る映画は沢山あるけれど、この場合は必要悪なのか?
と見てる内に考え始めたよ。存在してない人間だから殺人でもしなければ自…
ラストで市子と長谷川くんの出会い知るの辛すぎたし月子が亡くなるシーンは心臓抉られたしなんかもう怖い。発想が全部怖かった…
長谷川くんはどうしてそこまで市子が好きだったのか、そこだけちょっと謎。
そ…
最後は割と突然終わって、ん?わからん!と思いかけたが、エンドロールのセリフまでみて、うわ…と声が出た、個人的には後味のよくない作品。
北くんは市子を、ソーシャルワーカーの男はなつみを救いたいと思って…
終盤の市子の日常が幸せ以外の何者にも見えなくて、それがより一層辛くなる。
市子がこちらを見つめる形になるシーン、あのシーンだけでも観る価値がある。
市子みたいに大きな話ではないけれど、期限が分かって…
©2023 映画「市子」製作委員会