バカだから主人公のひと三島由紀夫っぽ〜とか見ていたら原作が三島由紀夫でした。
元祖いちごちゃんじゃないけど三隅研次は「間」の作家なんだなと。だから物理的にも遅くなるわけで、「間」を嫌う増村保造の対極…
三島由紀夫の同題短編(1963)を翌年に映画化。主演は三島原作「炎上」(1958)でも主演した市川雷蔵。監督は雷蔵の「眠狂四郎」シリーズ(1964~)など時代劇の巨匠・三隅研次。撮影は三隅監督の常連…
>>続きを読む「美学」というタイパともコスパとも無縁の非実利的概念は、もはや現代では完全に失われつつある様相ですが、それを極限まで極めようとすると一体どういう事に成り果てるのか、という壮絶な実験映画とも言える作品…
>>続きを読む「絶対」を追及する男と「絶対」の崩壊。三島由紀夫×市川雷蔵のコラボには『炎上』が先行するが、中核のテーマは共通していると思う。市川雷蔵演じるストイックを通り越し頑固な剣道部主将・国分が、雷蔵本人の気…
>>続きを読む冒頭の太陽と菩薩的微笑は『斬る』からの引継ぎか。太陽が齎すものとして汗があるが、それと対立するのが海水であり汗を洗い流す海水浴を市川雷蔵は絶対的に禁止する。しかし、より重要なのは粘つくように顔に張り…
>>続きを読む面白いし鋭い。大映スタッフの撮影の素晴らしさとか、市川雷蔵の絶妙な塩梅の表情とか美点を挙げればキリがない。私も剣道部ではないけど、結構ゴリゴリの体育会系なので、この世界の感覚は知っている。国分、賀川…
>>続きを読む『三島由紀夫の分身の物語』
今年は三島由紀夫生誕100年を記念し、東京国際映画祭で関連作品が上映されました。注目はポール・シュレイダー監督の『MISHIMA』でしたが、即完売だったため、今回は市川…
これは、大傑作。吉田広明は、三隅の分身として、あるいは、分身論として主人公の国分を位置づけている(吉田広明『映画監督三隅研次 密やかな革新』作品社、2021)。しかし、そこに決定的に欠落しているのは…
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