獣の戯れの作品情報・感想・評価

獣の戯れ1964年製作の映画)

製作国:

上映時間:94分

ジャンル:

3.5

『獣の戯れ』に投稿された感想・評価

3.5

被虐趣味の夫婦に翻弄される若い男の悲劇。夫の浮気に悩みながらも若い男を誘う若尾文子がなんとも艶かしい。惑わされる若い男の苦しい心中察して余りある。それはさながら蜜の滴る花弁と群がる蜂の関係。劇中出て…

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3.5
若尾文子映画祭にて。これが三島由紀夫の世界観なんだね。あややの美しさがあってこそ成立した作品。

涎繰になって、あややに泡姫紛いの事させる河津清三郎w
前途のある若者を、よろめきドラマに巻き込むな‥
白黒映画の汗染みは暑苦しさ倍増!
ジェリー藤尾といい山村聰、河津清三郎と食べ物をおっぺしこむのが…

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偏執的な愛、死への欲動といった三島由紀夫原作らしい作品。嫌いじゃない。
あややの美に脂が乗り切っていた。『卍』と同じ年か〜
めー
-

なんじゃこれけっこう面白かった
変態的な三角関係…もはやグロい〜笑
ラスト30分、不穏で目が離せない…
予期せぬホラー展開だた。いや、原作三島の時点で…(察し)
増村が撮ったら…と想像しつつ、これは…

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三島由紀夫原作、富本壮吉監督の『獣の戯れ』を見る。若尾文子演じるこの悪女の気持ちと、この狂った変態的な関係性が共感できる自分がこわい。

あやや
東南アジアの血が入った肌黒い女と白い肌のイッペイの肉体的な直の交わり
また、蚊帳を挟んで肌のトーンが落ちて映されるコウジと色白いユウコ(あやや♡)の危うい肉体の接触
陰陽の逆転
プロットはあ…

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4.2

2011年に角川シネマ有楽町であった特集「三島由紀夫を【観る】」で観た記憶がある。この特集は三島由紀夫関連の映画が網羅的に観られて素晴らしく、毎日通った覚えがある。
この映画「獣の戯れ」では、若尾文…

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leyla
3.6

三島由紀夫・原作の映画化。お初の監督ですが、テレビドラマで活躍していた方。

原作の美しい情感もドラマになると安っぽくなってしまう。松本清張作品の映像化も失敗作が多いと思うのだけど、原作が優れている…

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メモ
主人公が若尾文子の旦那をバールで殴った時の気の動転を、ハイキーからローキーという極度なライティングによって表現しているのが印象的。モノクロ映画だから、画面の明暗が特にわかりやすかった。

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