主人公の寡黙な男・タクミは何を考えているのか分からない。非常に不気味な存在で、それでいて時に優しく温かい存在にも見える瞬間があります。
本作でもうひとつ「分からないもの」として描かれるのが自然です…
素晴らしい映画でした。映画を観たときに、「あぁ、誰かと観に来て鑑賞後語りたかった」と心から思いました。
初見で感じたことを記録します。
◇善悪の定義は、相対的に決まるもので、思ったよりもあいまいな…
前半は自然対都会のわかりやすい二元論と思いきや、ラストでいい裏切りを見せてくれた。
半矢の鹿に近づこうとする娘の花も、助けようとする高橋を暴力で行動不能にしてしまう父の巧も、最初は状況が上手く飲み…
ちょっと退屈で難しい映画かなと思って観たけれどめちゃくちゃおもしろかった。会話がおもしろいし、見たことのないようなショットが多くて劇映画を観ているというワクワク感がたまらない。
唖然としてしまうラス…
高評価だけど結構、賛否別れる内容だね。
前半は景色が綺麗だけどセリフが無く少し退屈。
最初は村側の視点だから都会側が悪にみえたけど高橋がすごい人間味あって悪は存在しないってそういうことか〜って思って…
起きる出来事や人々を淡々と描く…
いやむしろ、登場人物と観客の距離を突き放すような撮り方を好んで選択し続けている。
そう言った手法はあって良いと思うけど、個人的にはもっと観客を楽しませる努力をして欲…
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