主人公の寡黙な男・タクミは何を考えているのか分からない。非常に不気味な存在で、それでいて時に優しく温かい存在にも見える瞬間があります。
本作でもうひとつ「分からないもの」として描かれるのが自然です…
素晴らしい映画でした。映画を観たときに、「あぁ、誰かと観に来て鑑賞後語りたかった」と心から思いました。
初見で感じたことを記録します。
◇善悪の定義は、相対的に決まるもので、思ったよりもあいまいな…
『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督作品。なんとなく見始めたら住民説明会のシーンあたりから画面に釘付けになり、衝撃のラストまで一気にのめり込んで見てしまった。水そのものに聖性を見出すのは老子やタル…
>>続きを読む録画したのに話が暗くて重そうでなかなか観る気になれなくて消去しかけた。観てよかった。住民説明会、見るからに羽振りの良さそうなコンサルタントが大成功でしたと言うインチキさ、愚かで憐れな社長と社員2人。…
>>続きを読む絵力と会話劇の一つ一つが素晴らしい。音楽と自然の調和が映画の魅力をおしあげていた。山をバックに車で走るシーンは邦画ならではの美学を感じる。開始30分で、やっとキャラそれぞれに愛着をいだき始めるが、ラ…
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