浅野いにお初アニメ化。
後編。前作でさらに地上に降り立った侵略者。共存を祈る者と拒む物。そして門出とおんたんの知られざる過去。
原作で最も面白い門出とおんたんの過去編を映画前編で結構がっつりやっち…
前章から続けて鑑賞して期待値はたかかっのだが、やや盛り上がりにかけた印象。
主人公2人の出番というか活躍がほとんどないのは予想外だった…
前章で2人をフォーカスしてたのに後章でそれあんまやらないんか…
徐々に全容が顕になる鍋蓋は
むしろ中の人にとってのアポカリプスであったことを
突然明らかにする。
中盤も中盤、
ネタバラシが急激にテンポを悪くさせ、
前章の謎の回収と風呂敷閉じを行わなければならず…
だらっとした社会が、だらっとしたままいきなり吹っ飛ぶ。世界の終焉っていうのは意外とこんな感じで突然来るのかね、とか。
東京を捨てて飛び立つ偉い人たちの方舟、介入するUS政府とCIA、腹の荷が治らな…
©浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee