初っ端から静止画かと思うような変化の地味なショットをかましてきて、画面にのめり込ませる。派手な動きが無いからこそ、わずかな変化や痕跡を通してそこに流れる時間や被写体が示す過去や現在、未来、そしてショ…
>>続きを読むTrailer
https://www.youtube.com/watch?v=2lhxe5AghK4
・「ジェイムズ・ベニング2023 アメリカ/時間/⾵景」予告編
https://www.y…
アレンズワースの12ヶ月。
物理的に目に捉えることが出来る景色と目には見えない歴史の流れや重さを感じ、思考する映画。
JanuaryからDecemberまでの12ショット(1ショット5分)
それぞ…
【ベニングのカレンダー】
ジェイムズ・ベニングが2023年のベルリン国際映画祭に出品した新作をまさか劇場で観られるとは思わなかった。『RR』で手応えを感じたので勢いで観たのだが、これはベニングがアレ…
ただそこにあるものを見つめる時間、何も変わっていないように見える世界も確かに少しずつ変わっている、持続の映画だった そこに列車がやってくるだけで心が震えたり、ニーナシモンで少し泣きそうになった 固定…
>>続きを読む4分の1くらい寝たけど、心地良かった。
一点の画角をここまで見続ける体験は初めて。長い間景色と向き合ってると、ほんの少しの変化にも敏感になるし、同じはずの建築物も最後の方には見始めた時とは別の物体に…
何かしらの究極を観たような気もするし妙に馴染みが良いのは自分の一年もこの様に足早に誰かれの訪問を受ける事もなく過ぎ去って行ってしまうからで…。8月だけは例外だが彼女がめくっていたページは全て白紙の様…
>>続きを読む定点の長回しはただ見るというよりも、何かを発見させる見せ方である。スクリーンの隅々まで見る目の動き、もはや受動的ではなく能動的にこちらから発見しようとするそれは、すなわち「観察」といえる。あるものを…
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