主人公は小学五年生の女の子、母は塩辛売り、父はぐうたら、賢いのだがちょっと見栄っ張りなので、学校では家族のことは嘘で固めている。
転校してきた女の子の率直さに刺激され、家族の本当の姿を作文に書いてコ…
<家族への愛憎を巡る少女の成長譚>
1996年の韓国。小学5年生の少女ミョンウンは、怠け者でだらしない父親と、市場で塩辛店を営み必死に働く母親を恥ずかしく思っている。だから学校の「家庭環境調査」に…
淡々とした作品を
見たかったので
思惑通りだった
ミョンウンは良い子
寄付をしたがったり
地球環境に気遣う
でも、家族を恥じ
見栄を張る
思春期が始まる頃の
難しい心の変化を
穏やかに映して…
両親の職業を発表するのって韓国では普通なの?病気で働けない人もいたり両親が揃ってない子もいるのに?
親を恥ずかしく思う主人公の気持ちは分かる。
思春期の揺れ動く微妙な心を上手く描いていると思った。
…
なぜ、アマプラがこの映画を「あなたが興味ありそうな映画」とオススメして来たのかはわからんが、観賞。
すっっっっっごい地味なんだけど、何気に心に残る作品。
塩辛屋で働いてる母と、プラプラしてる父。そん…
どこかが屈折しているような、いや心に真っ直ぐ正直なような、そんな少女主人公。
親嫌い、なんとなく分かる。今、私もそう思われているに違いない(笑)
そんな作文、大賞に選んだらあかんやろ。主人公の判断は…
感受性が豊かなミョンウンには
理想とする家族像があって
その思いは非常に強い
一方で自分の家族は理想とは
かけ離れていて恥ずかしい存在であり
常に隠したいと思っている
これは観ていて苦しくなった😖…
たぶん誰にだって自分の親が恥ずかしいと思ってしまう時期はあるんだと思う、特に幼少期は、そして見栄を張るために嘘をつく。
もう嘘をつきたくない、という双子と、もう嘘はつかなくていい、と正面を向く主人…