子猫をお願いの作品情報・感想・評価

「子猫をお願い」に投稿された感想・評価

EMI

EMIの感想・評価

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2001年当時の韓国ってこんなだったのね。日本とそんなに変わらない。
「社会生活ってそんなもの、聞き流して」って台詞があったけど、そうやって聞き流して来たせいか、20年経った今も社会システムや格差や差別意識は大して変わらない。
高校で仲良かった5人が社会人になって、それぞれ進む道が違って抱える問題も違って、少しずつズレて行って。こういうの実体験でもあるから、なんとなく分かるってなった。
ペ・ドゥナが演じるテヒがみんなを繋ぎ止める立ち位置にいて、こういう存在ってほんと有難いし、めちゃ可愛くて中身も見た目もめっちゃ好きってなった。
426

426の感想・評価

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シネマート心斎橋にて。
リンダリンダリンダを見てからペドゥナを好きとなりなんとなく見てた当時、たぶん15年くらい前にDVDで見た時はこういう青春映画良いなレベルでしか見ておらず、2021年の今見ると「人種差別」「貧困による限界」「優秀でも性別や学歴がない者への差別」「家庭での女性の立場」「ステーキ屋でのやりとり」などなど、見えていなかったところがハッキリ見えてずっしりきている。そして20年たった今も対して変わっていない世の中に愕然とする。
そんなしょうもない小さな国なんか捨てて大きく羽ばたいてほしい
Taul

Taulの感想・評価

5.0
『子猫をお願い』初鑑賞@シネマート心斎橋。高校の仲良し5人組少女が社会に出ての群像劇。一見淡々としたエピソードの羅列と何も強いない見守るような監督の視線のミックスがズバ抜けて素晴らしい。等身大の彼女らが映画の中で生きている。ペ・ドゥナのお願いはどうなったのか。今に繋がる作品だった。

『子猫をお願い』そう、その後の『はちどり』『82年生まれ、キム・ジヨン』にも託されたもの。これらの女性は同世代であり本作はその二十歳の頃。2001年製作で当時の韓国がズバリ映っていて、男性社会、家父長制、格差がより生々しい。各エピソードが愛おしかったり切なかったりで心に残る映画になりそう。そしてペ・ドゥナはやはり最強。
うおおおお、つらい〜、つれえ〜! 全然知らなかったが、こんな映画だったのか……。『はちどり』に先駆けること20年、この生きづらい世の中は、2001年から何も変わっちゃいねええええ!
それでも抗い続け、この映画の中でも一陣の涼やかな風を吹かせるぺ・ドゥナ、最高……。ドゥナッペ神……!
藤

藤の感想・評価

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ちょうどいまのわたし
冒頭見逃したので 近いうちにレンタルして観ようね
◽︎
4月15日:ねこを迎えた友だちの家ではじめ見逃した冒頭10分を取り戻した
ペドゥナ 気になりだしてから、
ずっーと、観たかったんを映画館で👏

のむコレ番外編に感謝!

観る前も後も、ペドゥナ最高なんは知っとったけど...
ジヨン役(芋生悠に似てる)オクジヨン옥지영が負けず劣らず。
92942815

92942815の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

のむこれ2021にて。
どぅなべ目当てに鑑賞。

たいしてあらすじも観ずに観てしまったのですが、オチがない、、!いやオチがないぞ、、!
なんとなーく観てる、って感じになってしまいました。
いやもしかしたら私の感性の問題なのかもしれません。。

とりあえず、秘密の森と馬医も観てた私から、ヘジュも部長も、あ!あの人だ!という感じでしたが、ストーリー、、、

まずおそらくアリバイの立証とかができず?か分からないけど、黙ったままのジヨンがそのまま捕まっちゃうとこ。え、そんなことある?みたいな。

あと高校卒業後も月1くらいで会ってる友達にしては、距離感を感じた。それぞれの家庭環境は分かってるはずだけど。と思えてしまう。特にヘジュとジヨンの関係性。
めっちゃ仲良し5人組にしては、、と思えてしまいました。あと双子のお話もあっさりで、、

それとテヒの家出シーン、写真に写る自分をくり抜いてまでして家族から飛び出したかったんだろうけど、それって相当だよね。お母さんもいる訳だけれども、テヒと分かち合えなかったのかな。
テヒとジヨンが現代社会から脱却する、という意味でのラストgoodbyeなんだろうけど、いや〜なかなか厳しいと思うけどなあと思ってしまいます。海外行ったとてそう甘くないよ、、

それと、結局テヒは去る人になってしまったということ、テヒもジヨンも、友達からも去ることになったということ、そういった部分もなんだかちょっとぼんやりしてるなあと思ってしまいました。
若いどぅなべは可愛かったね。(おい
七彩

七彩の感想・評価

5.0
求めていたティーンムービーかも知れない。正確には20歳だけれど。

ティーンムービーの大きな主題は、今まではあまり目立たない存在だった子が・あるいは人生に行き詰まっていた子が・あるいは大きな壁にぶち当たった子が、何かを見つけて・達成して・成長する過程を描くものだと思っていたし、実際それを求めていた。

しかし、ティーンも終わり20代に突入した今、そのキラキラとした明るい話にほんの少しだけ違和感を感じるようになった。今まではスッと入ってきて、めちゃくちゃに大好きだったローラーガールズダイアリー、レディバード、ブックスマートなどに共通するほんの少しの"違和感"の正体は、『何かをしなきゃいけない』という観念だと思う。例えばブックスマートでは、主人公たちが高校生活で何もしていないことに気付き、何か思い出に残ることをしなくちゃ!と奮起するところから物語が始まる。しかしこの観念というのは、周りと同じことをしなくてはいけないという風潮からくる感情な気がするし、また高校生活に特になんの変化もなく過ごした私は何かしなければならなかったかというと、そうでは無い。何もなかったけれど、楽しかった記憶はしっかりある。ティーンムービーの主題であるし、これによって勇気付られたことは何度もあったが、そろそろ"何もしない"をただ描くティーンムービーがあっても良いのでは、と漠然と思っていた。

そこで出会ったのがこの『子猫をお願い』である。いちいちリアルで、それでいてフィクション的要素もあり、でも劇的な起承転結はなくて。普通の生活を送る私に向けたような、そんな気を起こさせてくれるベストな映画だった。

主人公たちは20歳に成り立て(だと伺える。終始登場人物たちの説明や深堀はない、しかしそこがミソ)の女性5人は高校の親友たちで、しかし就職や進学などでバラバラになってしまった数ヶ月後から物語が始まる。

家業のサウナ経営を手伝いながら"お人好し"と揶揄されるようなボランティアをしている人、大企業に入ったが実際は雑用ばかりさせられている人、手作りアクセサリーを売りながら姉妹で仲良く暮らす人、貧困に苦しみながら絵を描く人。共通するのは、大学に通っていなくて(=学歴がないという設定)、社会から少し外れさせられてしまったこと。それぞれ物語のキャラクターとして十分な要素を持っていながら、しかしそれがものすごく現実に居そうな(いるかもしれない)人になっていて、登場人物たちが多くを語らなくてもすんなりと理解出来る。場面状況もリアル然ることながら、それぞれの価値観もバラバラなのにどれも共感できた。『物理的距離を埋めるために会わないと、友情が崩れちゃうよ』や『お互い同じ環境じゃないから話題も揃わないね』というセリフが、まさに今の自分そのまんまの思いで、説得力があった。

そしてタイトルの『子猫をお願い』の『子猫』とは、子猫という
andard

andardの感想・評価

4.2
高校を卒業してそれぞれの道を歩み始めた仲の良い女性5人の話。

映画館では初めて見た。
公開時に蓮實重彦が絶賛していた印象が強い。
どこが蓮實先生の琴線に触れたのかはわからないけど、とても良い。
改めて見返すと、82年生まれ…、はちどり、よりも早かったことがわかる。

ペ・ドゥナはその後もこの映画のイメージが残っている。
ボランティアでタイピングをしている障がいを持つ詩人との関係がなんとも言えない後味。
お婆ちゃんに勧められた餃子。

労働の映画。
mh

mhの感想・評価

2.5
フェミニズム的に評価されてる作品があまり響かないと申し訳なくなってしまう。
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