このレビューはネタバレを含みます
過去に公開された日本のホラー作品の視聴を継続中。
一応2010年で区切って,それ以前の作品から選んでる。
今回は1988年公開の『DOOR』という作品。
監督・脚本は高橋伴明で、脚本には及川中も参…
文字通り「ドア」という視線を遮断する壁が象徴的に使われている。電話やエレベーターなどはそのバリエーションと言えるだろうが、そもそもインターホンのないアナログ時代にしか成り立たない話だった。
予め犯人…
ストーカーと被害者が
互いの顔を認識できていない事に気付く時
当事者同士と観客側の視点が一致しない
巧妙な展開に驚かされる。
陰湿でリアリティのある前半から一転
ストーカーと対峙した主人公が
常軌…
ピンク映画出身ということもあるのか、低予算であるのが一目で分るものの、その中で見事なサスペンス映画を仕上げた高橋伴明監督の手腕を評価したい。
物語のアイデアもいい。セールスマンに目を付けたのは素晴…