オリジナル版を観ていないので比較はできないが、二転三転する怪しげなノワールであるが、その一方でさまざまなアクションをこなしていて面白い。特に覆面パーティーの鳥の仮面をつけた怪しげなイメージが強烈な印…
>>続きを読むサイレントで撮られたフイヤード版の美しさが時代性も込みというのを無視し、時を超えても意匠をそのまま取り入れてしまったがゆえに生まれる幻想というか不自然というか。フェードイン、フェードアウトで全体のリ…
>>続きを読むCriterion Collectionが「Closet Picks」と称して、映画監督や俳優の方々に好きなBDを選んでもらう(プレゼントする)企画をやっていて、濱口竜介さんが本作を選んでいたので観…
>>続きを読む「顔のない眼」(1959)のジョルジュ・フランジュ監督による、連続犯罪活劇「JUDEX」(1916:ルイ・フィヤード監督)のリメイク。後のユーロ・ホラー監督たちのバイブル的な一本。「ジュデックス」は…
>>続きを読む鳥の仮面で毒殺したり、異様に車のスピードが速かったり、壁をよじ登る遅さだったり、うっかり転落死したりと面白い。資産家がジュデックスの背後を取って殴りつける意外性なんて堪らないし、父さん、なんて笑わな…
>>続きを読む鳥って不思議な生き物ですよね。羽が生えてフサフサしてて、いつもキョロキョロしてかわいいんですけど、パッと見にはどこか内面が伺い知れない不気味さもあって、愛着と畏れのどちらもを同時に抱かせる曖昧な存在…
>>続きを読む地味目なファントマみたいな
あざといけれど仮面パーティのシーンはおしゃれ。
秘密基地のどこかが開くたびに変な電子音が流れるのが良かった。
ガラスバリバリ割って派手に乱入したジュデックスがそのまま滑ら…
今後この映画でしか味わうことのないだろう奇妙な感覚にさせられる映画。ヒロインがマクガフィンとなっていてひたすら運ばれまくるのが良い。ルイ・フイヤード版見てから見た方が良かったかもしれない。1910年…
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