医学生　ガザへ行くの作品情報・感想・評価

「アジアンドキュメンタリーズ」で配信されている。
ライムスター宇多丸とこのサイトの代表・伴野智の対談本『ドキュメンタリーで知るせかい』の第9章 「パレスチナ・イスラエルで生きる」で推されている作…

まず、救命救急を目指す医学生の留学と言うテーマだけでもこのドキュメンタリーは良作だと思う。
こんなに被写体に向いた青年はいない！
とは言え、ちゃんと彼にはなるべくしてなった要素があったのだと思う。
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近所で爆撃があり、地下室に避難している時でさえ冗談を言い合っているガザの人たちの姿が印象的だった。
怒ったり怖がったりし続けることも精神を削るから、どんな状況でも平常心を忘れないための防衛本能のよう…

交換留学制度でガザ・イスラム大学に行くイタリア人医学生リッカルド
卒業論文を書くため、また外科医として自分を見極めるために、ガザへ赴く

---ネタバレ---

着いた日の夜は停電で、自分の部屋を確…

イタリアの医学生があえてガザに留学するというドキュメンタリー。
ニュースで見る一面とは全く違うガザのリアルが興味深い。驚くほど我々と変わらない日常のなかに「爆撃」とか「死」だけが普通にあるという…。…

イタリア人の医学生リッカルドが最終論文のために選んだ留学先、パレスチナのガザ地区でのドキュメンタリー。ニュースでは絶対に見ることのできない過酷な現実を突きつけられた。
パレスチナとイスラエルの境界で…

上映会にて観賞。
この問題に関する映画を観たのは今年二本目。一本目は『ノー・アザー・ランド故郷は他にはない』、そこに住む当事者の記録。今回はイタリアから医学部の卒論の為にガザに入った学生による記録だ…

だからドキュメンタリーが好きなんだって思った作品だった。
遠い世界の話のはずなのに、そこに映っている人たちが自分となんにも変わらないと感じた瞬間、ただの他人じゃなくなって、笑ったり、冗談を言ったり、…