一つ一つの動作に感情の機微が見える緊張感のある作品。
アクションシーンなどはないものの、繊細な描写でずっと作品に引き込まれていた。
後半に若干の失速感はあり、もっと喜久雄の心の描写が欲しいと思った…
悪魔にお願いして歌舞伎以外の全てを捨てた喜久雄の、あのラストシーンは圧巻でした。
あとあと考えると、
もはや立花喜久雄自体が「歌舞伎の悪魔」でもあったのかなと少し思った。
半二郎(渡辺謙)が極道新…
これは是非映画館で見てほしい作品
映像美に圧倒され、本当に歌舞伎の舞台を見ている感覚になりました
おきくは結構自己中だなと思ったけど、それも歌舞伎という世界にどっぷり浸かり込んでしまったが故の形だっ…
悪魔と契約して人間国宝になれるならわたしも悪魔と契約したーい^_^と思ったけど、悪魔がしてくれたことって他者の失墜だけでそもそも国宝だったんだねぇ、とてもフェアな悪魔
女性キャラの描かれ方が全員嫌…
歌舞伎の厳しい世界が分かる。どの役も苦しい。
芸か血筋か、結局どちらが必要なのか分からない。ただ、血筋を上回る程の芸がなければ歌舞伎界で活躍するのは厳しいと思った。
そして吉沢亮の演技がほんとに素…
上映開始前から気になっていた一作ではあったものの、3時間ということでなかなか観だせずにいました。
たまたま時間が空いたので、この機会にと思っていきました。
結果、観てよかったの一言につきます。
面白…
202.09.09
映画館で見れて良かった
足音、息遣い、音で魅せる感じがたまらなかったなあ。俳優さんって本当にすごい。
最初から最後まで、
きくちゃんの周りの人って本当に勝手だなって思っちゃっ…
歌舞伎が題材とあって映像美といい、見せ方も凄かったし、最近での邦画での傑作ではあると思う。
もっと2人の仲でギスギスやり合うのかと思ったらあまりそんな事は無く上手い掛け合いが続いてたとは思う。
…
歌舞伎界の血を受け継ぐ者、受け継ぐ血をほしい者の重圧、葛藤、孤独感。ひとりで背負うにはあまりにも大きすぎる、逃げ出したくなる日々。追い込まれた先にある景色は本人達にしか見られない特別な景色。何があっ…
>>続きを読む©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会