短編でもできそうな内容をわざわざ二時間にストレッチしまくったくせに物足りないのは本当にどうかと思うよ... でも映画全体に蔓延するムードがめっちゃ濃かったおかげで目を離せなかったからわりとすぐに見終…
>>続きを読む配信終了間際に駆け込み視聴。『エコール』も『エヴォリューション』もすっ飛ばして観てしまったので、この監督の世界観を初体験。映像はところどころハマスホイの絵画を思わせるような薄暗く色褪せたような色合い…
>>続きを読むダークファンタジーかと言われるとそうでもなく、神秘的な描写はほぼないし、謎の残す判然としない演出の集合体であるため、これってアザリロヴィックのフェチの寄せ集めなのではないか。深夜にマッチする雰囲気や…
>>続きを読む 駆け込み視聴。この感性と変態性だからこそ、ギャスパーノエとやっていけるんだなと確信を得た作品。
氷の歯ってなに?溶けないの?っていう疑問から始まる。ガラスで良いなら、最初からそれにすれば良いじゃ…
かつての表現主義映画、あるいはその系譜の心霊映画、怪奇映画の様なルックやモチーフ。
ジャンル映画的な志向なんてありはしなかっただろうに、それでも映画が映画であることに於いてその種の世界を表象しよう…
20世紀ヨーロッパのどこか。中年男性のアルバートは屋敷の中でミアという少女とともに住んでいる。ミアは自らの唾液を凍らせて作った歯を毎日交換する必要があり、アルバートがその役割を担っている。ミアは屋敷…
>>続きを読む【第69回サン・セバスチャン映画祭 審査員特別賞】
『エヴォリューション』ルシール・アザリロヴィック監督の長編三作目。トロント映画祭でプレミアされ、サン・セバスチャン映画祭では審査員特別賞を受賞した…