ポストコロニアル研究の巨星であり、パレスチナの窮状を全世界に示し、権力に対して真実を語り続けた知識人エドワード・サイード。その不在をみつめ、イスラエル・アラブ双方の知識人たちの証言を道標にサイードが求め続けた和解と共生の地平を探る。サイードの意志と記憶を辿る。
60年代末、共同農場・キブツで過ごしていたフォトジャーナリスト・広河隆一は、パレスチナ人の村・ダリヤトルーハに居た住民を探すことに。ある姉妹と出会った広河は、彼女たちのその後も追い続け、1…
>>続きを読むヨルダン川⻄岸地区のマサーフェル・ヤッタで⽣まれ育ったパレスチナ⼈の⻘年バーセルは、イスラエル軍の占領が進み、村⼈たちの家々が壊されていく故郷の様⼦を幼い頃からカメラに記録し、世界に発信し…
>>続きを読む本作はチェチェン紛争で「テロリストの巣窟」と汚名を着せられた東ジョージアの 山岳地帯、パンキシ渓谷で暮らす、キスト(チェチェン系ジョージア人)と呼ばれる イスラム教徒の人々を 3 年間に渡…
>>続きを読む非西欧圏で初めてノーベル文学賞を受賞したラビンドラナート・タゴール。イ ギリス植民地時代のインドを生きたこの大詩人は、詩だけでなく歌も作ってお り、その数は二千曲以上にものぼります。「タゴ…
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