カナの沸点の低さ、攻撃的なところ全く自分とはリンクしないのに、どこか居場所がない気がして不安定になる気持ちが痛いほど分かった。
「1年後は覚えてるかもしれないけど、3年後にはみんな忘れてて、10…
波風の強いものに惹かれるのが人間の性なのかもしれない。
社会に反抗するかのように生きる主人公は決して綺麗とはいえない生き方であったが、一種の美しさを感じた。安定的で優しい相手に飽きてしまい、刺激的な…
観る前はカナは理解不能な言動をするサイコパス性で周りの人を不幸にする悪い女だとなぜか勝手に勘違いしていた。
観ると真逆。繊細で傷つきやすい人で、生まれ育ちの境遇も、中絶によるショックもあって可哀想。…
視聴後、気分悪かった。期待値が高すぎたのはあるが、主人含め登場人物いや〜な感じでリアル。
令和っぽい、生活できるくらいの仕事、嘘、浮気、暴力、堕胎させた過去を持つ彼氏、断ったら暴言吐いてくるキャッチ…
わからなさ、名付け、身体について考えた。
名付けることラベル付けすることはわかることかもしれないけど、わからない。
<かなのこと理解している>
<わかる、って言われて嫌だけどうれしい>
似ている…
説明台詞がなく、カナの"今"だけをただ映す物語。カナのどうにもできない生きづらさを客観的に淡々と見続ける二時間、会話以外のセリフがないから映像にグッと引き込まれてあっという間の二時間だった。
カナの…
余白が多すぎても分からなかった。境遇が主人公のアイデンティティに影響しているのは分かったけれど、そもそも「その境遇だとこうなるよね」という常識が自分の中にはないので、主人公とは相容れないし、その周り…
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