『ゆきてかへらぬ』(2025)
大正時代の京都。20歳の新進女優・長谷川泰子は、17歳の学生・中原中也と出会う。どこか虚勢を張る2人は互いにひかれあい、一緒に暮らしはじめる。やがて東京に引越した2…
「ゆきてかへらぬ」というタイトルが秀逸で、この作品のすべてを表していると思う。もう戻らない、若く青かった時代。無二の友人。愛したひと。その身を燃やすように激しく、ありのままでぶつかりあう中也と泰子の…
>>続きを読む世評から想像していたよりは楽しめた。奇妙な愛の関係、すべてを結局は芸術・作品に昇華しようとする表現者の性向、自分をほんとうには見てもらえていないという、純粋な愛への希求から生まれる不安。と、語るに足…
>>続きを読む映像もすずちゃんもただただ美しかった
中原中也のこともそんなに知らなくてどう見て良いか難しかった
木戸くんやすずちゃん若いなと思ったけど大学生とかならそんなに悪くない
でも当時のその世代と今の子では…
大正ロマンの世界観を丁寧に再現した映像美や衣装のこだわりには確かに目を引くものがあった。
でもその美しさに対して、物語の軸やキャラクターの切実さが欠けているのが大きな弱点な気がする。
テーマは「愛…
邦画ならでは、この時代特有の文芸作にあるような退廃的で気だるい世界観はわりと好きだか、この作品はいまいち。
文字通り話の魅せ方が薄く、退屈な上に演技してます感が邪魔して物語に入り込めず。
ただ衣装…
(C)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会