原爆の悲惨さは語り継がれても、父と子、師と教え子の名もなきわだかまりや、差別を恐れて沈黙した者の痛みは、言葉にされることもなく時とともに消えていく。
それもまた、戦争の爪痕なのだと思い知らされた。
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あ、もしかしてこのパターンの映画かなと途中で気づいたものの、どこまでが妄想でどこまでが現実なのか見終わってもふわふわ。
カズオイシグロらしさに満ちており、正直なところそんなに得意なタイプの作品ではな…
原作未読。なんとなくそういうことなのか、とは思えるがネタバレや原作読んだ人でも作品の中で明確にされてないこともある、ということなので明確な結論が欲しい人には不向きな作品なのかと
個人的な感想を言え…
赤い靴履いてた、女の子、異人さんに連れられて行っちゃったではなく、
子猫ちゃんを連れてた、女の子、お母さんに、猫を殺されてイギリスに行っちゃっただけの映画。
物語があまりにも、スカスカだっ…
カズオ・イシグロの作品が映像化と聞いて鑑賞。
二階堂ふみ演じる佐知子は、あの時代あの空間において彼女の存在はとにかく浮いていて、作中の彼女のキャラクターを考えても完璧だった。
小説版では想像…
後悔、苦悩、悲しみ
彼女の安寧の地は
どこにあるんだろう
遠い山なみに見えるのは
どんな光なんだろう
広瀬すず、二階堂ふみ
吉田羊、カミラアイコ
とても良い演技でした
なぜか郷愁の念を感じるよね
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石川慶監督&吉田羊さんティーチイン上映。
全てのショットに意図が宿っていると感じさせるほど濃密。あえて“曖昧さ”を残した物語だからこそ、鑑賞後に自分で咀嚼し解釈していく過程まで含めての映画体験。2…
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