日系イギリス人の娘が日本人の母親から戦後の長崎での不思議な親子と出会いを語る。
要深読み。主人公(母親)が信頼できない語り手であることが最後に明かされる一方で、どこまでが真実なのかは明かされないの…
大川シネマ
戦後長崎をメインにした映画だったが、原爆被害者を汚わらしく扱かったり、戦前の教育者を洗脳教育したと考える者もいて、戦後、自分本位の考えが正しいと考える者が多くなったような気がする。
戦前…
ミステリー調ではあるのですが、ミステリー要素は途中でなんとなく分かってくるのですよ。でもそれがメインではなく、これはあくまで文学的なんです。決して明確に説明するのではなく想像させる、、、行間を読むっ…
>>続きを読む観客はふたつの時代を分離して理解しようとするが、物語が進むにつれて、その分離自体に危うさがあることに気づかされる。
記憶は不定形であり、悦子が語る長崎の思い出もどこか曖昧で辻褄が合っているのかどうか…
Au cinéma Nemours
やっと吹き替えじゃなくて字幕で邦画見れる!と思ったら半分くらい英語で目が点になってしまった
外にいる時、空が動かないから気持ち悪い。わざとなんだろうけど、あまり意…
はじめからどのカットもお芝居や表情も観ていて飽きず、素晴らしかった。
音楽もまたとても好きだった。
ごくごく普通の音階が不穏に聞こえることを知った。
縄を持ったシーン…
登場タイミングとシーンに至…
原作を読んでいない(カズオ・イシグロを全く知らない)私にこの映画について何か語る権利はないのかもしれない。
見てから既に5ヶ月の時が経過してしまって、今言えることといえば「よく分からなかった」それ…
遠い過去はもはやSFなんだよなと思ってるが、カズオイシグロの小説はまさにそれで.
この映画もそんな感じであった.
カズオイシグロの制作総指揮なのも素晴らしいことだ.
なんか穏やかでない空気がずっ…
話はかなり入り組んでいるが、ワンカットワンカットの画作りが素晴らしく、観ていて飽きない。流石は石川慶監督だ。
広瀬すずがバイオリンを見て涙を流すシーンは、その撮影ワーク含め映画史に残るレベルの美しさ…
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