とても幻想的な心落ち着く映画だった。Q&Aで出た「天国の手前のような」という表現がとても合っている作品だと思った。不可思議な、ストーリーよりもイメージが先行している、見方によっては神話とか寓話のよう…
>>続きを読む東京国際映画祭2024、アジアの未来部門にて。
「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てに」や「郊外の鳥たち」などでその名を聞くようになった、中国第八世代っぽさが全開のスローシネマでした。
印象に…
TIFFにて。これはダメな長回し映画だ。
確かに、赤いタンクトップのオッサンが松明片手によく分からん場所を探索するオープニングショット、ヒロインの若い女性の部屋をカメラが旋回する2番目のショット…
究極の長回しと脈略のない詩的な言葉が繰広げられる3時間。離脱率凄かったし評価は見事に割れてるけど私は好き。細い糸で繋がれたインスタレーションアートのような映像たちを手繰り寄せ、朧げに浮かび上がって…
私はサタンタンゴを見にきたのか?と錯覚するくらい長回しの連続&ほぼ台詞ナシの挑戦的な180分。タルコフスキーやアピチャッポンあたりが好きなんだろうなと。監督個人の経験が散りばめられているらしいが、そ…
>>続きを読む東京国際映画祭のアジアの未来にて。中国の少数民族トゥチャ族出身の監督のデビュー作品。
全編で長回し撮影が行われている所謂スローシネマなんだけど、先人達のそれとは違い優しい眼差しに満ちた演出で好感が…
プロのクラシックとかを聴くと心地良さで寝てしまう感覚に似て、綺麗な映像と音楽と漂う時間がずっと心地良くてうとうとしてしまう作品。(寝た言い訳です)
上映後のお話で納得する事が多かったし、すごく興味…
TIFF。
特に気になっていた1本なのだが、めちゃくちゃ不思議な作品だった。
物語として面白いかと問われると、否だし極端に作為的な造形すぎて生きていない人間の存在はマイナスではある。
とはいえ、やり…
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