不条理としての中断を際立たせるための長回し──アジアン・フィルム・ジョイント2024。わざわざ福岡まで足を伸ばしたのはコレ目当て。アテネ・フランセで上映された時に観るつもりだったんだけど、その時は二…
>>続きを読む監督についての特に前情報は無かったんですが、一つくらい監督特集を見ておくかという思いで劇場へ。
前半に上映された短編2本『静黙』『常に備えよ』でいきなりぶっ飛ばされ、長回しでも「なにこれかっこええ~…
ファーストカットで絶頂も、さすがにここまで遅延されるとなんともな
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La chimera 4.9
けもの 4.7
悪は存在しない 4…
【魔法を操る者は魔法の世界で己の魂に触れる】
アテネ・フランセで昨年の東京フィルメックスにて観逃したベトナム映画『黄色い繭の殻の中』を観た。本作はカンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞、東京フィルメ…
序盤若干眠気が強く感じて、やや欠落していたが、全体的に観たら、美しい映画だった。特にアンドレイ・タルコフスキーとかを意識したのかな?という場面に出会した(『ノスタルジア』みたいな感じ)。
甥っ子と…
冒頭の長回しエピソードにとにかくもってかれるが、他シーンとの明らかなテンションの違いは何?とか思ってたけど、同時上映で観た短編のブラッシュアップなのねと納得。
やりたいこと全部ぶち込んだ1stアルバ…
怒涛の長回し!じっとりとした湿度の高さと色彩。ベトナムという国を感じます。スクリーンに触れたら結露しているのではないかと錯覚するくらい。ストーリーはだんだんと溶けて無くなり夢の中のようになっていき、…
>>続きを読む正直アテネ・フランセの環境で観る映画じゃないなという感想になってしまう。あの座席と空調で3時間はシンドイ。膀胱もパンパンやで君。
フットサル場?から横移動で飲み屋、そして交通事故現場と長回す気合の…
このレビューはネタバレを含みます
失踪した兄を探す。
物語の筋それ自体にあまり注目することができず、ベトナムはこういう土地なのか、こういう生活なのかなどを客観的に見ているような感覚だった。魔法的な一連のカットが所々にあるので、物語そ…