ヨーテボリ映画祭にて。
ワンシーンがいちいち長回しで美しい映像(だけどやっぱり尺長い!)
義理の姉がバイク事故で亡くなり、生き残った甥を連れ故郷へ遺体を届け、行方不明の兄を探すティエンの長い旅の…
長い、弱い、から惹かれない。
新人でっていうことで評価されたのかなって思ったんだけど、僕は途中で何度も帰りたくなった。
自分の感覚がおかしいのか、この映画が話題に上がらなくなると信じて批判するべき…
ベトナムの地方を舞台としたこの作品はスローフィルムの心地よさの極みだ。東南アジアの幽玄をスクリーンに映して見せ、音で空気を伝える。どこか溝口映画を見ているようでもある。
きっちりストーリーを紡ぐなん…
カンヌ監督週間in Tokioで鑑賞。
事故死した義理の姉の遺体を、サイゴンから幼い甥とともに故郷の村へ送り届けたティエンは、何年も前に失踪した兄を探す。
サイゴンという都市の猥雑さの中で気ままな暮…
[] 40点
ファム・ティエン・アン長編一作目、カメラドール受賞作。サッカー場から露店への横移動と事故へのパンという長回しOPがあまりにも見事で、その他の都市部でのシーンもどれも良かったのだが、田…
東京フィルメックスにて。
3時間、ビー・ガンみたいな感じかな、辛いかなと思ったけど、寝ないでは観れた。絵力が強かったからかな。とても絵になるロングテイクが非常に多く、さすがカンヌのカメラドールとい…
東京フィルメックス2023にて。
「春江水暖」の川沿いでの横移動長回しや「凱里ブルース」後半のような、じっくり長回しでのワンシーンワンカット、完全に惹き込まれました。
178分とかなり長めの上映尺…
初めての“第24回東京フィルメックス2023” 、Q&Aありの回で鑑賞。業界らしき人も多くて、ガチな映画祭の雰囲気だった。
3時間弱のベトナム映画。前半はサイゴン、今時の若者が、義理姉の交通事故死…
あまりにもレベルの高すぎるイメージショットの数々。
とにかくこの作家のショットの異質さは、長回しという点よりも、その長いショットに"いつ"カットをかけるか、という部分にある。
おそらく散々引き合い…
2023 Tokyo FILMEX
身体という小舟に乗り波に運ばれるがままに運命を享受する。殻を外側から破ってくる要素がない限り、約束された膜の内側の生温さに依存し続けてしまう、人の石のような心…