静かなる一頁の作品情報・感想・評価

静かなる一頁(1993年製作の映画)

WHISPERING PAGES

製作国・地域:

上映時間:77分

4.0

『静かなる一頁』に投稿された感想・評価

4.0

【鑑賞メモ】
暗がりで揺れる水面。

荒廃した世界を彷徨う1人の男。
映像全体に、埃か煤を被ったような、重たい灰色が漂う。
光がほぼない。
もはや映画館の暗闇と、境目が分からなくなってくる。

物語…

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負け

ディゾルブ多用で、何の絵か分かりかけたと思ったら切り替わってまた分からなくなって、、の繰り返し
飛び降りるとこすごいぞ
3.5
このレビューはネタバレを含みます

《アレクサンドル・ソクーロフ監督特集3》③

奇妙な建造物から人々が飛び降り、老婆殺しの噂に街がざわつくなか、若者はあてどなく彷徨う。やがて父親を殺されたという少女が彼を訪ね、若者は彼女に自らの罪を…

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こ、こ、これが1993年の作品!?

… と、その懐かしさ漂う独特な淡さのあるタッチのテクスチャーに驚いた。

作中、ほとんどのカットが不安定に斜めに傾いていることも、なんとも幻想的な世界観を漂わせ…

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寝たり起きたりソクーロフをある意味堪能。横から、上のドアから、下のドアから人が飛び降りていく。ショットも色味も私もあまりに浮遊していた。
緑
-
このレビューはネタバレを含みます

1シーン1カットの長回しで
大きな壁とか像とかを執拗に
ゆーーーっくりと撮影し、
劇伴なしで水音や雑音を流し続け、
僅かな登場人物たちの会話も要領を得ない、
随所に湯気(?)が立ち上る、
詰めたら1…

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塔の水面に狂ったように落下する人、あるいは静かに落ちる人
大きな獣の石像の下に腰を下ろす顔は足元で見えずのちに静かに横たわる
退廃的で自然物が見えない光さえも光源がわからない水中都市

人間の罪深さ…

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『罪と罰』読んでなかったら何の話か全く分からなかっただろうけど、読んでいても意味がわからなかった。

自然光はおおよそ存在せず、出処の分からない鈍い光だけが画面を僅かに明るませている。ペドロ・コスタ…

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小さな存在に対して救いの神はいないという、現代の政治と戦争に対しての教訓。
ソクーロフの到達点の一つ。
ネガを編集しないとでない歪みを巧みに操っている。カメラによる圧倒的な宗教体験。

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