静かなる一頁の作品情報・感想・評価

静かなる一頁1993年製作の映画)

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製作国:

上映時間:77分

3.9

『静かなる一頁』に投稿された感想・評価

shibex
5.0

イーストウッドが一生かかっても到達出来ないイーストウッドな映画
それはおそらくアメリカ映画の限界であり、フィクションの限界なのだろう
映画で物語を語るのではなく、映画館という空間自体をフィクションに…

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4.0

何を映そうとしているのかわからないショットと被写体の動きが緩慢なショットには超越した時間の感覚が宿っていて凄味を感じるが、人物がやや大きく動くショットには普通の役者が演じているんだなとわかってしまう…

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odyss
3.3

【天才ソクーロフの底なし神秘主義】

(以下は2001年に東京で鑑賞した際のレビューです。)

これまでソクーロフの映画は一作しか見たことがなかった。数年前、「ストーン」を某ミニシアターで見てみたの…

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“19世紀ロシアの散文をモチーフに”

幾何学的SF×ゴシック様式が魅せる、圧巻の形而上学的耽美世界への旅。
あるいは、ソクーロフの静謐なる純粋美が形づくる「イデア界」を目撃する。

ソクーロフベス…

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『罪と罰』の、老婆殺しの青年と、薄幸の少女の出会いを、ソクーロフ・ワールドともいえる、不思議な空間を背景に描いた、シネポエム。本作はソクーロフ25作目の作品だが、日本公開作品は、本作が2本目。1本目…

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セピア調の画面とタルコフスキー的なスローなリズムのお陰で究極の眠気が襲ってきた
城,水,霧,白鳥,飛び込み,屋根裏部屋,雨,巨像,絵画長回し,女ベッド,像潜り,像乳咥え,水沈み

【渋谷TSUTAYA VHS回収】
ソクーロフ監督作でタイトルに「静かなる」ときたら、それはそれはどんな睡眠導入映画なのかしらと思い、眠気のない午前中に鑑賞。
確かに静かで動きのないシーンもかなり多…

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4.3

タルコフスキーの正継、アレクサンドル・ソクーロフ監督作品。非常に排他的で難解、万人ウケを真っ向から拒んでいる崇高なアート作品と言える。ソクーロフによるドストエフスキー『罪と罰』の新解釈編とも言える奇…

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『死者からの手紙』とかを想起させる腐食しきった空間の味わいはすばらしいけど話が全然追えないし催眠効果がすごい。やっぱソクーロフむずい…

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