映画の感想で「美しい」と思ったのは初めてだった。
日本固有の美しさをスクリーンから感じられた。
僕が衝撃だったのは、現代から過去の物語へのシームレスな移動だ。
通常だと過去の話に入るとには、誰かの…
機内にて。高度経済成長が始まる1958年の山間部、林業に従事する父と病気で伏せっている母を持つユウチャ。集落にやって来た紙芝居で見た地元に伝わる伝説の世界と交わる体験をし、台風から村落を守る。
日本…
おとぎ話を見てるみたいだった。
こういう日本映画はあまり観てこなかったなぁというのが率直な感想。
『狩人の夜』を思い出した。
すべてをしっとり、丁寧に描き、観てて安定、と思いきや、急にドキッとした…
透き通った川の水、深緑、大きな岩場など、マイナスイオン溢れる映像体験だった。また静寂も際立っていて、虫の音や風の音など環境音はあるけれど、森林特有の静けさも存分に感じられた。音の良い映画館で観て良か…
>>続きを読む自然の描写が美しくラストシーンも悲恋に終わった魂の救済が示唆されて美しかった
食卓(囲炉裏端だけど)で親父がいきなり激昂するのは邦画あるあるでネタにされることあるくらいベタなのでシリアスな場面なん…
トロント日本映画祭にて。
ほんとうに、全てのカットが美しすぎて、美術館にいるような感覚になった。
一切のCGなしで、あの自然を切り抜いていく監督の能力に脱帽。
元々絵を書かれる方で、そこから映画も絵…
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