原作未読でポスターのオルガ・キュリレンコに惹かれて鑑賞。
原作が日本を舞台にしてるとは一切感じさせないアート感や少しゾッとする美しい心理描写がかなり好きだった。
麻雀牌と共に床に寝そべるイリスがとて…
好きな映画ベスト3に入る作品です。
また、小川洋子さんの作品の中でも「薬指の標本」が1番好きで、その世界観が存分に出ている作品だと思います。
パンフレットで小川先生は、映画化を了承した上で完成後にど…
読書と映画が秋を深める⑪
小川洋子の同名小説をフランスで映画化。
ところが、まったくと言って良いほど違和感がない。多少の抜き差しはあるものの、内容も概ね原作に則っている。
これは小川さんのもとも…
このレビューはネタバレを含みます
ミステリアスであり、
官能的な耽美感というか
身体の一部を標本として保存する人もいたけど
何故か忽然と消えることから
標本=死
を自分は連想しました!
オルガが美しすぎて裸体が芸術に感じてしまっ…
眠らない港町の外れ、大鰐通りを進んだ奥まりの、産毛の茂る森の裾に佇む無機質なラボラトリーで、わたしは暑さにやられ火照った身体をひんやりとした机に突っ伏し、夢を見ていた。ジオラマは事実さながら、点在す…
>>続きを読む超不思議なフランス映画でした。
原作は日本人、小川洋子さん。
※ネタバレ含みます
標本制作の事務の求人があり、職を得た女性のストーリー。
客は記憶から遠ざけたい物を標本にして預ける。(自分…