小川洋子の小説の映画化。フランス。ストーリーや設定は違うけど、空気感、うまく消化して表現している。
衣装やインテリアがおしゃれ。どれも古びれていて、静謐で個人的な歴史や秘密を帯びているということを…
標本室のイメージが小説を読んだ感触と全く同じで驚いた。カットの美しさは日本人ではなかなか映せない冷たさだった。ただモーテル男のくだりは正直微妙。標本室だけで十分成立する完成度なのに、一気に現実に引き…
>>続きを読む泥のような過去のお話。
水に関する描写が多数でてくるが全て粘度が高い。故に泥のように思えてしまう。
標本は記憶の保持であり過去を示す。なのに動いているように見えてしまうのは水のせい。
そんな水と標本…
よくわかりませんでした。
特に意味は無い雰囲気映画なのかなと私は思いましたが、もしかしたら私が不勉強すぎて何も理解できていないだけかもしれません。
ところどころシュールギャグっぽくもあり、見…
日本の原作で未読だけどフランスが映画化してくれて大正解。雰囲気や劇伴、建物の美しさなどなどフランス映画として完成され過ぎてる。
イリスと標本士が何ともアブノーマルな関係でラストはそういう心境か、と一…
フランス映画らしいエロティシズムとほの暗さ…原作を読む前に見たけど、めっちゃいいな〜
女優さんも音楽も映像もかなり好み。オープニング美しすぎる。
この女性監督、作品これくらいなんてもったいなさすぎる…
なんと言うこと、ぼろぼろになるほど読んだ大好きな本が映画化してたなんて知らなかった〜!
原作は日本が舞台なので登場人物も風景も想像してたものとはまったく違うけど
試験管の中にゆらめく標本たち、浴場は…