このレビューはネタバレを含みます
イメージするおフランス映画そのもの。
冒頭のクレジットで「Yoko Ogawa」って出てきたから、お、原作は日本人なのかとさらに興味深々。原作は知らんかった。
主人公・イリス演じるオルガ・キュリ…
標本室のイメージが小説を読んだ感触と全く同じで驚いた。カットの美しさは日本人ではなかなか映せない冷たさだった。ただモーテル男のくだりは正直微妙。標本室だけで十分成立する完成度なのに、一気に現実に引き…
>>続きを読む泥のような過去のお話。
水に関する描写が多数でてくるが全て粘度が高い。故に泥のように思えてしまう。
標本は記憶の保持であり過去を示す。なのに動いているように見えてしまうのは水のせい。
そんな水と標本…
日本の原作で未読だけどフランスが映画化してくれて大正解。雰囲気や劇伴、建物の美しさなどなどフランス映画として完成され過ぎてる。
イリスと標本士が何ともアブノーマルな関係でラストはそういう心境か、と一…
なんと言うこと、ぼろぼろになるほど読んだ大好きな本が映画化してたなんて知らなかった〜!
原作は日本が舞台なので登場人物も風景も想像してたものとはまったく違うけど
試験管の中にゆらめく標本たち、浴場は…
ザ・おくめかし!
【履いて生まれたみたいだ】
お美し〜いラ・フランス映画。
Musiqueはなんとベスギボンズ姐さん!
ありがとう小川洋子さん。
明日は、マリーナの夕陽をバックにベス様のT…
原作が好きで、読んでから10年くらい経っちゃったんですが観ました。雰囲気を愉しむもの、という感じ、原作読んでないと(読んでても?)断片的で理解しづらい、しかし映像美なので内容分かんなくてもたのしめる…
>>続きを読む“この靴をはいたまま、彼に封じ込められていたいんです”
小川洋子の同名小説が原作。
働いていた炭酸飲料の工場で左手の薬指を欠損したイリスは仕事を辞め彷徨うように港町に辿り着く。
夜は海に出ている労…