花束みたいな恋(基準になりがち)の何倍もしんどい映画
サチ視点で10年を振り返ると、私を想って何かしてくれたことあった?ってなりそう。いや、サチは多分そんなこと思わないか。キャリアを着実に積み重ねて…
じわじわと、でも確実に、修復不可能な関係に向かっているあの状況が見てられなくて、結婚なんてしなければ…という余計なお世話してしまう気持ちと、ふたりならどうにかやってくれる…とロマンのようなものを願い…
>>続きを読む何だか色々とリアルで分かり過ぎてしまう空気感。
個人的な理由で感情が溢れてしまい、観終わったら独りになれる場所で泣いてしまった。
作品公開当時、岸井ゆきのさん、宮沢氷魚さん、天野千尋監督、トーク…
未来に希望を持ってるうちは二人とも和気藹々としてるが司法試験落ちるところからざわつき始めて辛すぎて、何度か中断しつつ鑑賞。
周りは仕事ガシガシやってる中の置いてけぼり感のギャップが痛いほど共感。
で…
結婚、出産、離婚、再婚。
2人を取り巻く様々な家族の在り方が描かれる中で、
移ろいながら、浮き彫りになっていく保と紗千の関係性。
何度も繰り返し出てくる鏡越しやガラス・水槽に映る顔。
その虚像の姿…
まずタイトルから
佐藤さんが佐藤さんと
結婚しても離婚しても
佐藤さんは佐藤さんのままだね
って、佐藤さんじゃない私からするとなかなかおもしろい着眼点だなと思った
もしかしたら
佐藤さんが佐藤さん…
どっちが悪いとかないと思うだけど、終始なんか嫌な感じ
タイミングって難しいし、ずっと司法試験に落ち続けてたタモツのモチベーションを維持するために一緒に勉強したサチが先に受かるの逆にすごい
ヒス気質と…
男女逆転の構図が、男性だから、女性なのに、という世間から見られる、求められている基準との優劣や差異を炙り出している。
分担が協力でなく分断になっているのが苦しい。
とはいえ結婚して子どもを産み育てる…
(C)2025「佐藤さんと佐藤さん」製作委員会