デルトロらしさ全開のダークゴシックファンタジー
時代設定や世界観、街並み、衣装などが超好みで良かった
怪人の優しさも切なかったが、盲目の老人や船長など人々の優しさの描写があるのもとても良かった
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父親に憎しみを植え付けられたヴィクターが、今度は子供ともいえる怪物に憎しみを植え付ける第一部。怪物の成長・苦悩・狂気が描かれる第二部。
特に第一部はレオパルドとヴィクターの類似性が凄まじくてうわーっ…
ストーリー自体はとても興味をそそられて面白かったが、グロシーン多め、、、
フランケンシュタインって名前は知ってたけど、死体から作られた人間とは知らなかった
それを実現したヴィクターはイカれた天才だっ…
ゴシック好き大歓喜の退廃的で麗しい映像。ずっと惚れ惚れしていた。
ティファニーのアクセサリーが話題だけど、それに合わせる衣装の数々が素晴らしくて、フェティッシュな手袋が特に印象的でした。
赤で統一…
古典的怪物譚を新たな視点で描いた作品
物語はまず、生命創造に執念を燃やす学者の視点から始まり、孤独と野心、科学への過剰な信念が人間の限界を超えた存在を生み出す過程が示される。
その後、視点は怪物自…
ギレルモ・デル・トロが作ったフランケンシュタインの映画。怪物のビジュアルがホルストのそれっぽい感じする
人ならざる者に対するデル・トロの優しい眼差しはいつものかんじだなって思うが、今回の映画に対し…
狂気の科学者ヴィクター・フランケンシュタインが死体を集めて再生し不死の怪物を創る。
弟の婚約者の伯父から援助を受けて出来上がった怪物は不死のため死ねない。
孤独を感じた怪物は伴侶を求めるがヴィクター…
大学生の時メアリーシェリーについて勉強したのにストーリーの記憶が曖昧で悔しい。
白黒の映画と比べると、怪物の顔も人間寄りだし最終的には言語も理解していて、人間味がある故に切なさも増した。
やはり愛を…
愛することは許すこと、だとして
それを頭では理解したとして
難しい。
自分を愛してくれた許してくれた数少ない動物(人間)たちはことごとく殺されていく、もはや神から存在すら否定されているかのよう。
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創造主は利己的に、無責任に命を生み出し、己が生み出した命に恐怖と忌まわしさを覚えた途端、何の躊躇いもなくすべてを消し去ろうとする。そしてその命と向き合う事もなく、逃げ出した。
本当の怪物は創造主で…