カラカラに枯渇して砂の城のように崩れてしまいそうな2人に降り注ぐスコール。
うまかーと言いながら雨水をぐびぐびと飲む2人。
満たされないものを満たすように。
枯れた草木を生き還らせるように。
それ…
坂道、雨、そして反射。この映画が繰り返し映し出すモチーフは、どれも一見すると些細で通り過ぎてしまいそうなものばかりだが、その一つひとつが、静かに胸に沁みてくる。
アバンタイトル、煙草を吸いながら曲が…
夏のうだるような暑さを感じさせる長崎の風景描写が印象的だった。
どうやらこの夏は雨が一滴も降っていないらしい。
そんな長崎の街で暮らす治のもとに妹の阿佐子が娘の優子を連れて現れる。
彼女は一人で博多…
舞台のこの作品も見て心に残っていて映画も楽しみだった。私がイメージしてた世界観そのまんまだったし優子の纏ってる空気感が絶妙だった。おじさんの指がとれるシーンあるの途中で思い出してバイトのシーンはずっ…
>>続きを読む出てる人も演技も長崎の雰囲気も最高だったので、映画としては最高。
本当にずっと観ていられるような映画。
ただ、あの内容を丸ごと飲み込むのにはまだ私の人生の経験値が足りないなと感じた。
離婚が決ま…
キャストに惹かれて観に行ったら???ってままオダギリジョーが不幸になるさまを見せられて凹むなど
子供を事故で失い妻とは離婚し心が通ったような気がした姪っ子は自分勝手な妹に連れ帰られ、うっかり左手の指…
原作が戯曲と聞いて納得した。抽象的というか文学的というか、すっきりわかる感じのストーリーではなかった。ストーリーとして面白いかと言われれば微妙。
でも出てるキャストが全員好きな人だったのと、長崎に旅…
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