毒親のせいで人生破壊される子供を題材にした作品は最近よく見掛ける印象で、「あんのこと」を見てからだと少し描き方がライトというか、精神的に強い子達なのかそこまで追い詰められてなくてラストも希望が持てる…
>>続きを読むIMP.基俊介を目当てに鑑賞。
しかしだいぶ好きな映画だった。
綺麗事を絶対に許さない潔さ。
「愛されるために生まれてきた」という呪いに中指を立てる主題。
プロットとしての『親殺し』は大抵成長や自…
ストーリー📓
親からの愛をもらえなかった2人の大学生の物語。南沙良は懸命に働き、家にお金を入れるも使い込まれてることが判明。それでも「愛してる」という母を振り切り、馬場ふみかの家に居候する。馬場ふみ…
最初、家を出ていく時にもトイレの芳香剤を握りしめていたひいろちゃんが最後、芳香剤無くなったことに気づかないたった数秒のシーンがとても良かった。2人が出会えて良かったなと思う。私も自分の人生を生きなき…
>>続きを読む誰しもが信じたいものを信じている。
裏切られるのが怖くて、心のどこかでは疑念を抱いてもそれを無視して信じようとする。
宮田は母親の「愛してる」という言葉を信じたくて信じ、支配されていた。しかし使い…
不幸は不平等に降り注ぎ、誰もが各々の地獄を生きている。
主人公のミヤタはソシャゲにお金を注ぎ込む母の
元で暮らし、家事全般をこなしながら毎月8万の
生活費を家に納めている。
ミヤタのバイト先の同…
ずっと馬場ふみかさんのビジュアルも雰囲気も大好きで、今回のハイトーンの髪型と闇を抱えていそうな雰囲気がとっても素敵だった。南沙良さんの可愛らしくも儚い雰囲気が素敵な女優さんだと思っていたけれど、物語…
>>続きを読む不幸って測れるものではないはず。
でも、比べてしまう…
それぞれ、いわゆる毒親というものに
育てられた2人。
それに対して
普通に生活していたはずが
いつのまにか
こんな不幸な環境でも私頑張ってる…
親を捨てた2人の幸せを模索する物語。
原作小説も良かったけど、映画版も良かった。まずは、そこに尽きる。原作を読んだが上で、ストーリーがわかってしまうのが残念なくらい映画の出来が良い。映画のタイトル…
自分の境遇を他人と比較して自分の方が不幸なんだ、と思い込ませることで自分を落ち着かせてる(意訳)というセリフにしんどくなった
ただそれで確実に楽になっている自分もいて、それで救われてきた自分もいる
…
Ⓒ武田綾乃/講談社 Ⓒ2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会