他作と比べてクライマックスの殴り込みに至る経緯に高倉健と池部良があまり絡んでおらず二人の義兄弟の絆も深くは描かれていないのが残念。
殴り込みへの道中で雪がちらつく中二人が約束したかのように落合い敵の…
6.昭和残俠伝 人斬り唐獅子 1969
山下耕作監督
神波史男、長田紀生脚本
昭和の初め玉の井
玉の井は皆川一家のシマ
そこに手を突っ込んでくる東雲一家。両者のケンカを止める秀次郎。
高倉健(花田秀…
「昭和残侠伝」シリーズ6作目にして山下耕作が唯一手がけた作品。佐伯 清、マキノ 雅弘監督作品とは一味違った雰囲気、演出でストーリーにも重厚さが漂う。シリーズ9作品それぞれ良さがあるが、中でも好きなひ…
>>続きを読むシリーズ第六作
時:不明、何れにしても戦前
場所:浅草
対立抗争:浅草のヤクザ組織同士の縄張り争い(玉の井の私娼窟)
高倉は悪玉組織の客人で、池辺は、悪玉組織の代貸で、二人は義兄弟である。池辺は後…
《昭和残狭伝》シリーズ6/9
今回は山下耕作監督
相棒の池部良さんは義兄弟設定。これまでと違い最後には死ぬという悲しいシーンが無くて嬉しい。
御大の片岡千恵蔵さんもこの頃は時代劇映画の衰退からか…