3時間超えの上映時間も映画の作りを踏まえれば必然だから全然許せるし、見れる。
大袈裟ではなくともナラティブと映像に確実な運動があり、自己と他者(世界)が変容してしまうような決定的な瞬間を悠長に丁寧に…
介護施設のスタッフと、認知症の人たちが、足をマッサージし合っている。
その場を作っているのが、末期がんの主人公だ。そして、彼女自身もその輪に加わる。ケアする側でも、される側でもなく、場を作る人でもあ…
悪は存在しないでも感じた事が、劇中の会話が他人事じゃなく、その場で自分も話しに参加ているような臨場感。
人が本音をぶつけ合う時に生まれる間や言葉選びが本物に限りなく近いからそう錯覚するのか。
なにせ…
リスクを取る身体と希望
いま見ずしていつ見るのだ
濱口は映画という体験を刷新しようとしてるのか、天然の変態なのか、まともな映画の方が少ない。三島が行動する文豪であるように、濱口は実践する哲学者兼映…
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「和製フランス映画」と表現して良いのだろうか。
ただし、それはフランス映画に「寄せて」作られたということではない。
真理とマリー=ルーの会話、
清宮吾朗という俳優の独演、
この二つに作品の根幹…
今までに観た濱口監督作品の中で一番映像が良いと思った。ウェットな感じ。
あはれ と言うより をかし って方向性の人な印象だったのでいい意味で裏切られた。
しかもその上で、持ち前の物語の構造設計力もい…
このレビューはネタバレを含みます
すごい面白かった。
世のネガティブに捉えられる物をこうもポジティブな表現に変えれるのかと感嘆。
正直普段生きてて介護必要な人とかみると身構えてしまうのだけど、映画の最中はそんな人たちが何をしてくれる…
このレビューはネタバレを含みます
映画自体の善し悪しとか、演出のテクニックとか、そんなの頭に浮かばないくらいたくさん考えまくった。難しかったし、残念ながら理解が追いつかなかったところもある。(恥ずかしながら、196分はとても長くて、…
>>続きを読むインテリマシマシ哲学濃いめな会話劇がたまらない。演出も脚本も演技も舞台設定もキャスティングもすばらしく、序盤から心が揺さぶられ続けた3時間。良いところがありすぎて語り尽くせない。でもって翌日いろんな…
>>続きを読む原作未読。
最初の印象は「やっぱ濱口作品は会話劇すご」だった。どう凄いかの言語化がなかなか難しいんだけど、分量は多いのに一言一言に何の無駄もないというか、よほどの知性同士じゃないとこんな美しく無駄…
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