高知在住の身として絶対に見なければ‼️と思っていたものの、都会で劇場公開のタイミングを逃した。ため、オーテピアという地元の最強スタイリッシュ図書館でわざわざ借りた。これだけでまじで笑える。
とりあ…
伝統工芸の現在を知るのに、とても良作。
特に原材料の楮(コウゾ)やトロロアオイは、農家の高齢化に伴って、他産地では手に入らず、それが原因で廃れていってしまってる場合も多い。
この舞台となった高知の…
2022年3月20日 映画上映会にて観賞
『明日をへぐる』 2021年日本制作
監督、今井友樹。
高知県いの町吾北(ごほく)地区。
土佐和紙の原料となる楮(こうぞ)の栽培から、和紙の
…
自生の楮の木と、おじいさんたちが育てた楮の木、全く違う木のようだ。まるで楮の木に頭脳があるみたいだ。人間に育てられた楮の木の形相の凄いことよ。そして、楮から作られた和紙は1000年の耐久性があると…
ずっと監督と地域の人々の会話なんだけど、極端に監督の私情がなくて、淡々と記録だった。
94のおばあさんに教えを乞う現状、厳しい。あのおばあさん、長生きしてほしいなあ。
漉かれる前、重みを含み白濁…
和紙の材料の一つ、 楷(コウゾ)の栽培の様子、 椿を取り巻く地域の現状や課題など、 関係者の方々へのインタビューより描かれていました。
杉の木などが林立する、 山深い地域の景観は、 かつて楮の畑…
2019年頃、今作にも出てきている手すき和紙の“ねり”作業に必要な『トロロアオイ』について、農家さんが栽培を止めるというニュースがありました。
理由については、今回の楮農家さん達と全く同じ《作り手の…
楮(こうぞ)を栽培し加工して和紙原料として現金収入を得るという土佐山間の農家の人たちの一年半。
シグロの製作ということで、懐かしい東陽一さんの『絵の中のぼくの村』が引用されている。あの映画の中の楮…
素晴らしかった。
土佐和紙の原料「楮(こうぞ)」を生産する山奥の農家さんを取材した、素朴で温かみのあるドキュメンタリー。
歴史や生産量の減少の理由も語られていて、なるほど。そうなる仕方なさはある…