若さ特有の「特別」に対する憎悪に似た執着。
身に覚えがある感覚だと思った。
特別で憧れのあの子から気に入られた(選ばれた)特別な自分だと思っていたのに、そうじゃなかった。
「私だって特別なのに!…
切れないノコギリでゆっくりと擦られるような痛みを感じた。
普通の女子高生と、他人の目を気にしない自由奔放な転入生。
季節の移り変わりの中、2人の交流とすれ違いを描く青春映画。
…なのが前半!
「何…
女子校出身の自分にとってすごく共感する部分の多い作品だった。映画と全く同じことを経験したわけではないけれど、映画に出てくる感情はすべて知っているものだったように感じる。
映画を実生活では体験できない…
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