ハローグッバイの作品情報・感想・評価

「ハローグッバイ」に投稿された感想・評価

ま

まの感想・評価

5.0
見る前と見た後で良い意味でギャップを感じる映画って良い映画だと思うけどこの作品もそうだった。まぁー良い映画なんだろうなと思ったけど想像以上に良かったから凄く満足してる!

主演2人がとにかくgoodです。W主演という言葉がこれ程しっくり来るのも中々無いです。萩原みのりは小悪魔系で可愛いし、久保田紗友は凛とした美人さんでタイプが違う配役が良いし、何より演技が上手い!

そして、もたいまさこ!画面が引き締まる。友達役に木野花🤝。娘役に渡辺真起子などなど…好きだなぁー。割と豪華。

音楽も沁みる。

この2人のその後が見てみたい。
学校では今までのように会話はしないだろうが、「薄っぺらい友情」よりも2人の間に生まれた「友情」を選ぶに違いない。
撮影期間8日間にしては、
とても演出が細やかに行き届いていて絵作りも良かった。
ただストーリーの軸となるものが、力に欠けた気がした。

知らない痴呆の老人を、
そこまでして女子高生2人が助ける動機が、少し弱くて見ていてガツンとくるものに欠けていた。
リアリティを出したいのは分かるけど話に若干リアリティが無かった。
典型的な問題を抱えた優等生と脆さを含んだやんちゃな娘やと思ってたのに
30分くらいで引き込まれた。

スクールカーストを分けてるものの掴め無さを思い出してキュッとしたり、
何も無かったところに関係性が築かれる瞬間の素晴らしさを思い出した。
踏み出したり信頼するのは、いつもちょっぴり億劫だけど。

もたいまさこがキーパーソンなんだけど思ったより、
ささやかな印象で良かった。
存在感あんねやけども。
とも子

とも子の感想・評価

3.8
女の子同士の友だち付き合いの複雑さを久々に思い出しました。学生時代の友だち付き合いってなかなかハードなんだよね〜あの時期ならではの煩わしさがある。でもなんだかんだ思い出してはあの頃たのしかったよな〜なんて感傷に浸ってみたり。

この作品の魅力はもたいまさこさんの圧倒的存在感と主演2人の女の子の間のリアルな空気感とあたたかいピアノの旋律。

友だちの境界ってあやふやで繊細。終盤の展開はそういうものをうまく表現しているな〜と思いました。
友達って口きかなくなることもあるけど、
嫌なところみえたりすることもあるけど、
そんなときでも心の奥底ではずっと繋がっていたいと思っているよね。

終盤で主人公ふたりが繋がり始めるけど、
ラストのふたりのコミュニケーションが
綺麗事じゃない、ごく自然であったことが
そう感じさせてくれた。

このふたりがこれからどんな関係になるかはまだわからない。
また、昔みたいに話さなくなるかもしれない。
でも、心は繋がっていてほしいと僕は願ってる。
予想外の良作です…
それなのにTSUTAYAに行ったら、一枚しかありませんでした…信じらんない…あり得ない…(´-ω-`)
これは友情を描く観るべき映画です。
なんか…透明感あるガラスのような映画…きれいだけど、尖ったリアルな部分も魅せる…
ストーリー、音楽、演技力を観ていて、悲しさ…美しさ…儚さ…優しさ…切なさ…を感じとり、たった8日間の撮影でたった80分間の映画の中に凝縮されているとは…Σ(゜Д゜)
きっかけはもたいまさこさんが出演していたからですが、主演の二人に渡辺真起子さん、木野花さん、どの出演者の演技が素晴らしかったです。
あと、メイキングは必見です❗❗
このベッタベタの設定でお見事としか言えず。好きでした。


渡辺真起子っていつでも最高だな。
umeko

umekoの感想・評価

3.8
10代独特のどうしようもない狭い世界(それが全てだと思い込んでいた)と、うんざりするほどの気怠い時間、諦めと一緒にぼんやりと希望を抱いて生きる彼女たち。

ふわふわと安定しないあの3年間は、それでもきらきらと眩しく、永遠だった。

木野花さんと、もたいまさこさんが手を取り合って、『私たち、いろいろあったわね』ってシーン、とてもリアルで昔から交友のあるお二人だからこそ生まれる空気なのかな。

音楽の空気がこの映画にとても似合っていて、良いです。
yukari

yukariの感想・評価

3.8
うわべだけのやり取りより、本音でぶつかる事ができる友達が大事だと思った。


風景や音楽が素敵だったし、
もたいまさこさんの存在感がすごい。
主演の2人の女の子の演技もよかった。
シュローダーヘッズ・渡辺シュンスケファンとして、役者のシュンちゃんを参観日に行く気持ちで、音楽のみに期待しての鑑賞。それが意外にこんなに心に打たれるとは。女子版「スタンドバイミー」的というか。

優等生ぽい子と大人びた子という、ありがちだけど、リアルには難しい組合せの成長バディものに、認知症やスクールカーストなどのリアルな社会性のあるサブテーマをまとわせて、話としてコンパクトに仕上げてある。
メインストーリーがベタとも言えなくは無いが、それをシラケさせないくらいのテンポの良さ、細かい部分の描き方の良さがあった。(オリジナリティは細部に宿る)
それでか、あの「手紙が届けてくれたもの」が、ライブで聞いた(シュンちゃんが歌った)以上に心に響いてきた。それはこの物語の力といえよう。
この歌、シュンちゃんにしては、ちょっと野暮ったいかなぁと思ってたら、こういう理由によるものだったのね。

女の子でも、スタンドバイミーのような小さな冒険に対峙し、自分なりに成し遂げれば、自分を大きく出来るんだろう、男なんぞに頼らなくても。それをラストに描けており、後味も良い。その機会を大人は奪っちゃいけない。
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