展開を最低限客に納得させるということが少し不足しているように感じたが、そこは好みかもしれない。
演劇と映画という二つの融合を試みる映画としてとてもいいチャレンジがされていると思った。
愛人が舞台に…
チェーホフの「かもめ」がベース。
「かもめ」を知っていないと意味不明な映画かもしれない。
私は恥ずかしながら知らなかったので前知識として鑑賞前に「かもめ」の登場人物、物語なんかをざっくり予習してから…
題材とか画の感じとか、
俳優の選び方も好きなんだけど、
独特の台詞のテンポが、
どうにも自分には合わなかった…
前に伊藤さん演出の舞台も
合わなかったので、舞台演出は好みの問題なのかもしれない…
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ラストシーン、夫の部屋というタイトルが映し出されて初めて、「夫」という文字が「二」と「人」で成り立っていたことに気づく。この映画は、彼女たちの記憶に残り続けるあの部屋は、夫の部屋であり、二人の部屋な…
>>続きを読む 舞台女優である主人公の春が、死別した夫の仕事部屋である秘密を知ってから物語が動き始めます。
彼女の演じる「チェーホフ」の「かもめ」の役であるニーナとリンクしていき、忍耐の必要性を感じ、自分の行…
2025(140)(215)
こちら、2年前に自分がエキストラとして撮影に参加させていただいた作品!
いい感じのところにすこーしだけ映ってたから、劇場でひとりニヤニヤしてた。
妻=白い薔薇の女と、愛…
濱口竜介監督の作品を直接なぞるようなところが強すぎるが、この監督ならではの独特の感性と表現もある。
場所、そして「女優」であることの形が何かを呼び込んでくる。舞台の台詞を反復していく中で、…
不倫相手との駆け引きが面白い。
一つのセリフや身振りなどから、時間とともにお互いの距離感が変わっていくのが、手に取るように分かる。
この先、どのような関係になるのかと、見ている側は楽しみになった。
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