夫の部屋の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『夫の部屋』に投稿された感想・評価

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題材とか画の感じとか、
俳優の選び方も好きなんだけど、
独特の台詞のテンポが、
どうにも自分には合わなかった…
前に伊藤さん演出の舞台も
合わなかったので、舞台演出は好みの問題なのかもしれない…

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ラストシーン、夫の部屋というタイトルが映し出されて初めて、「夫」という文字が「二」と「人」で成り立っていたことに気づく。この映画は、彼女たちの記憶に残り続けるあの部屋は、夫の部屋であり、二人の部屋な…

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Shin
4.3

 舞台女優である主人公の春が、死別した夫の仕事部屋である秘密を知ってから物語が動き始めます。

 彼女の演じる「チェーホフ」の「かもめ」の役であるニーナとリンクしていき、忍耐の必要性を感じ、自分の行…

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4.0

2025(140)
こちら、2年前に自分がエキストラとして撮影に参加させていただいた作品!
いい感じのところにすこーしだけ映ってたから、劇場でひとりニヤニヤしてた。
妻=白い薔薇の女と、愛人=赤い薔…

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濱口竜介監督の作品を直接なぞるようなところが強すぎるが、この監督ならではの独特の感性と表現もある。
場所、そして「女優」であることの形が何かを呼び込んでくる。舞台の台詞を反復していく中で、…

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不倫相手との駆け引きが面白い。
一つのセリフや身振りなどから、時間とともにお互いの距離感が変わっていくのが、手に取るように分かる。
この先、どのような関係になるのかと、見ている側は楽しみになった。

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3.4
映画というより、むしろ演劇を観ているようだった。
そんな、不思議な距離感が、そこにはあった。

手が印象的でした。
夫の部屋のドアノブを掴むことから始まり、コーヒーを持ってきた夫の愛人の腕を掴むことで対立の文脈を離れて、繋がりを感じさせるような、喪失感よりも繋がることの希望を私は感じました。

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ほし
4.0
かなり楽しめたし、良い作品だった。

登場人物の状況が変わっていく中で同じセリフを反復するからこそ、心情の変化が浮き彫りになる。

妻と愛人が出会うってどうなるのと思いましたが、チェーホフの「かもめ」の劇ともシンクロし、そう来たかと思いました。
上映後舞台挨拶がありました。
登壇者は、松田正隆さん、永山由里恵さん、梅田誠弘さん、…

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