日本で俳優活動をする妹と仕事の転勤で日本に来た姉の台湾姉妹。
性格は不一致で姉妹なら分かり合えると言うより関係性はお互いギクシャク…お互いに胸の中でつっかえ棒があるような雰囲気で苛立ちを感じるが、…
PFF2025にて
異なる土地、環境、言語で分かりあうことの難しさ、不確かさを描いた作品なのだと思う。先週ヨーロッパで現地の知人と仲違いしたばかりの私には刺さりすぎる内容だった。
観客としていら…
キアロスタミとエドワードヤンへのオマージュを微かに感じた。
この2人の監督であれば、この「多言語」の映画に何を、何の隔絶を、もう一つ足すだろうか?と考える。それは「年齢差」なのではないか。上映後のト…
2021年のPFFアワードにて受賞した「豚とふたりのコインランドリー」の時にも思ったが、日常を切り取るのが本当に上手い監督さんだなぁと。
主人公である姉妹2人だけでなく、沢山の伏兵たちがそれぞれにい…
上手い。演出命!
これほどまで丁寧でゆとりがないのが、果たして良いことなのかは俺にはわからない。
コンタクトが強すぎて、デンタルフロスが入らない感じ。好きな作風ではある。
強いて言えば、『走らない人…
台湾出身だけど日本で日本人役をやる女優の妹と、日本に移住することになった姉夫婦。親のこと、家族のことで亀裂があるように見えるが、結局は同じ家族として協力したり応援したりする。
気づいていなかったり見…
めっちゃええやん
個人的に家族に向き合ったタイミングで見て、ものすごく共感した。
なんといっても、俳優さんの芝居、
存在感はもちろんのこと、それを誘発させて、なおかつ観客に想像させる演出が素晴らし…
映画における美学とは何かと問われたならば私は演出だと答えるだろう。造り手の内なる感情をアウトプットするための方法手段が多様性という言葉を免罪符に当たり障りのない感情表現と演出が蔓延る現代映画にすげ変…
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