滔滔と流れる時間の中で、脚本上必要な演出部分とそうでない部分が段々と渾然一体となっていく。ラストには驚かされる。泣きそうになった。
映画の在り方そのものを再考させてくれる映画。カメラと被写体の距離感…
すぐに『イタリア旅行』に影響を受けた人が作った映画だなと感じるんだけど、劇的なショットがあるわけでもなく、何ひとつ面白いことを言わない男と女のやり取りが続くこの作品に「なんか若いな〜😌」としか思わな…
>>続きを読む一緒にご飯を食べているシーン、研一は水を、唯子は醤油を持ってこようとして、最終的にふたりともキッチンの方へ行っちゃうところは互いをわかり合おうとし始めた瞬間に見えてとても好きだった。
カメラがふたり…
恋人からの愛情の不足で、愛の負の連鎖にどっぷり浸かっている男が現れて、
男の面倒な佇まいぶりに、すっかり観客は女に肩を寄せる。これから、どう男は改心していくのか...なんて期待をするけど、
まんまと…
[ BRAND NEW LOVE ]
二人の関係性は
言わなくてもわかるくらい
距離が遠のいている
静寂が続く中で言葉がうかぶ
「あの言い方は悪かったのかな」
今出会った人から変わる私の考え方…
「PFFアワード2025」オンライン試写会
『BRAND NEW LOVE 』岩倉龍一
この監督さんは映像作家として魅力的だなぁ。
画角をいっぱいに使って心の距離を表す。
ずっと背中越しと…