今にも車に轢かれて終わってしまいそうな描写が多くて、アレックス3部作は終始ヒヤヒヤしながら観た。
でも瞬間をがむしゃらに生きている感じがして、一瞬が煌めいて見えて、ちょっと羨ましいなって観てる当時…
最初から最後までずっと映ってるもの全部カッコいい
カラックスが描く女は引力が強い。『ポーラX』と構造は同じでも運動が全く違う
生であり身体であり理由として位置付けられる愛。
留め置かれるのは死にゆ…
彼が美しいと信じたひとつひとつのカットに自分の感覚がきちんと巻き込まれていくことが心地よい
普遍的な設定ながらこちらを圧倒する強度を持つのは、すべて彼の私小説的な固有性が表現を貫いているからなんだ…
ピンと来ない部分もありつつ、才気走った映像美や演出が突出していた
設定は突拍子もないが根っこはフィルムノワール
私小説と言うにはぶっ飛んでいる気もするが、監督自身を大きく作品に大きく反映させている言…
世間・ざわめきの不在。
2人であることの絶対性と、破滅をちらつかせながらの恋情の激しさ。渇望の持つ動力。
個人の生々しい感情の変遷を覗き込んでしまったような背徳と、それを芸術に昇華する圧倒的なまでの…
「もし君とすれ違ってしまったら、世界全体とすれ違うことになる」という、一言一句が体に焼き付いて、一生忘れられない台詞があった。アレックスがデヴィット・ボウイのModern Love に乗って夜をただ…
>>続きを読む静謐でありながら鮮烈
ビノシュの幼気な妖しさに翻弄されつつも、ドニラヴァンの肉体の疾走が映画を進める
アレックスは死に、アンナが走り出す
失い続ける愚かしさこそカラックスの本質だと捉えているので、…