始まった瞬間の平手打ちでわたしまでぶちのめされた。白と黒のフィルムってこんなに光と陰を映せるんだって、もう誰もが言い尽くしたその言葉の通りだった。暗闇から現れる顔。霧の中浮かびくる小舟。イネスたちが…
>>続きを読む正直話はわかんない部分が多かった🥲
ですが、カットがいいとかそういう意味がとてもよくわかる映画で見るのは凄く楽しかったです。ひとつひとつ絵を描いてるような感じだからなんか繋がらない感じがして話の面…
人/物が、動き出し、動き続け、停止していく(ようにみえる)流れ。モノクロームの審美にカラフルの軽薄を思うことは容易いが、様々な色/可視光に包囲される人間の縁起を考えることも容易い。
すでに何かが始…
ニノ役の少年素晴らし。画はバッチバチに決まりまくっているが、デビュー作だからなのかところどころ溝口健二だったりブレッソンだったりドライヤーだったりと固有名詞が率直によぎる。だんだんサイレント映画を見…
>>続きを読むモノクロが美しすぎて、最初カラーかとおもった(それくらい鮮やかにみえる)
わたしふくめ、周りを見渡すとすやすや寝ている人がいて、なんかそれもよかった
最後のシーン、船を漕いでる少年
わたしのあたま…
想像以上に良かった見逃さなくてよかった。
モノクロームの陰影がいきた映像は怖いくらい美しく、冒頭からストーリーなんてどうでも良くなった
ストーリーが真ん中にしっかりとあるけれど映像はそんなものよりも…
モノクロの「クロ」・漆黒の闇が深すぎて、脳裏に残るため昼間のシーンの白さも曖昧に見える。最後のシーンに唯一目が覚めるような感覚になる。原因不明な怖ろしいイメージの数々がスクリーンから去っていった後の…
>>続きを読むペドロ・コスタ監督の長編デビュー作。
ポルトガルの巨匠ペドロ・コスタによる長編デビュー作『血(O Sangue)』。監督の深い映画体験とポルトガルという国の歴史的記憶が交錯するノワール(血)。また…