これまで観たポルトガル映画と明らかに違う雰囲気のフィルム・ノワール。
最初のショットから心惹かれた。モノクロの陰影ある映像を精彩にコントロールして「今観るべき顔」だけが光に照らされる。ペドロ・コ…
ペドロ・コスタ初長編。
人物の顔や体表で、夜祭の灯りや水面に照り返す月光が煌めき瞬く。モノクロームの強烈なコントラストが、父殺しと愛をめぐるミステリアスな展開を象徴づける。不動の存在を見据えるイメ…
1987年って?何歳だったか、どんな時代だったか思い出しながらみた。
やだ、なにこれおもしろい。
ペドロコスタ長編第一作。
音楽もあるし、場面もよく変わるし、笑いもあるし、光と影もある。
絵がめち…
今までこの監督の脚本の部分に注目していなかったけど『血』みて、なんて映画的な映画(?)なんだと納得した。聞いたことのある話だったが、全てのカットに創造的な膨らみがあるなと思う。無声で観たい、いや、寝…
>>続きを読むペドロ・コスタの監督デビュー作。
父の死体を埋めた青年、離れ離れになる弟、天使のようなヒロイン。神話とフィルム・ノワールの融合のような独特の語り口と目ん玉かっ開くようなイメージの数々。
いつまで…