1987年って?何歳だったか、どんな時代だったか思い出しながらみた。
やだ、なにこれおもしろい。
ペドロコスタ長編第一作。
音楽もあるし、場面もよく変わるし、笑いもあるし、光と影もある。
絵がめち…
今までこの監督の脚本の部分に注目していなかったけど『血』みて、なんて映画的な映画(?)なんだと納得した。聞いたことのある話だったが、全てのカットに創造的な膨らみがあるなと思う。無声で観たい、いや、寝…
>>続きを読むペドロ・コスタの監督デビュー作。
父の死体を埋めた青年、離れ離れになる弟、天使のようなヒロイン。神話とフィルム・ノワールの融合のような独特の語り口と目ん玉かっ開くようなイメージの数々。
いつまで…
・すごくきれいだしいいんだけどルイスミゲルシントラが出てくると嬉しくなってしまってそれしか考えられなくなる…
・よくこんな老け顔のハンサムなガキ見つけたな
・ペトルーシュカ(複音楽)にさらによくわか…
上映後映画館にペドロコスタが来た。
本作は、「狩人の夜」を噛み砕いて、飲み込み、消化してる途中で、それがドロドロとして異様なまま、美しい映画にしたてあげたような作品。
「狩人の夜」の運命的なバイパス…
若いなー。ペドロ・コスタにもこんな時があったのか。単に時代遅れのモノクロ映画ってだけの連想だが、カラックスの『ボーイミーツガール』のことを考えた。いやでも、『汚れた血』みたいな横移動ショットあったし…
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