男女のいちゃつき方がとても癪に障る映画。グリフィスのキャメラがギッシュに恋をしてクロースアップが生まれたように、マーシャ・メリルに向けられる性的な眼差しは『ゴダールのマリア』のミリアム・ルーセルと共…
>>続きを読む映画館の出口の横にホテルの入口があるのは、空港に映画館があるところが偶然あったのだろうか。それともテレビドラマの撮影してるときに見かけるように、看板だけ作って入口にくっつけてホテルだと見立てるのか。…
>>続きを読むJean-Luc Godard(1930-2022)
Beethoven
《Streichquartett Nr.9 ''Rasumowsky Nr.3'' C-Dur Op.59-3》
男女の身体の一部分を映しながら、言語遊戯に励むシークエンスは生々しいゆえに嘘っぽく、当時はセンセーショナルだったのだろうが、いま見ればただのセックスのパロディである。というかセックスのパロディをやる…
>>続きを読む白黒のフィルムに焼き付けられるベットのシーツの白、壁の白、どこまでも広がるパリの空の白、横たわる人の素肌。ゴダールは人物に光を当てるのではなく、人物の肌の質感をフィルムに収めようとしていたのではない…
>>続きを読むマーシャメリルが美しい〜〜〜〜〜〜!!!横顔というか鼻と流し目がすごく好み。
平凡な女性が広告に影響されることとそこからの脱出・自己発見がテーマらしいが、あくまでサブくらいの位置付けだと思う。
人体…
高校生のときに観た、初めてのゴダール体験。白いシーツ。白い手。美しいシーンに魅了される。後に見直してみると、ゴダール作品の中では難解ではないことがわかった。偶然のゴダール入門。だが、「中国女」あたり…
>>続きを読むUne femme mariée, un film de Jean-Luc Godard. © 1964 Gaumont / Columbia Films.