ハイティーンやくざの作品情報・感想・評価・動画配信

『ハイティーンやくざ』に投稿された感想・評価

鈴木清順監督の青春もの。街に寄生するヤクザに対抗する高校生を軸に展開。短尺にせざるを得ない事情故か、本来あるべきクライマックスがゴソッとないという大胆さ。友情に重心置いているという事ね。喧嘩シーンは…

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細かい演出。

(日本映画大学の演出の授業で、この日活時代の鈴木清順の映画が使われてるし、あと、黒沢清もこの時代の鈴木清順の演出を評価してるらしいから、演出の勉強として観た。普通にテンポ良くておもろ…

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3.6
主人公の高校生が正義感を利用され、手のひら返されてしまう。手酷い裏切りにあっても周りの人たちの力で立ち上がる王道展開がよい。
鈴木清順ってアウトサイダーになりきれない若者を撮るのがうまいのかも
k
3.7
「お箸ぐらい置いてきゃいいのに」で心を掴まれる。
そば屋のおっちゃんがMVP。

鈴木清順のセンスに脱帽。何も奇をてらっているわけじゃないのに、音楽とかカメラワークとか。着眼点がいいのかな。団地の造成地だったり、コーヒーサイフォンだったり、耳馴染みのいい音楽だったり、とにかくセン…

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吉村望と奥園守の脚本を、鈴木清順が監督した。
町に巣食うやくざに、怒る二人の高校生が立ち上がる。町の住民は、最後まで傍観するだけというのは、予想を外された。

タイトルからして太陽族映画の一種かと思いきや、全く違う。
むしろ主人公・川地民夫はかなり真っ当な正義感で、それが故に街から疎んじられるという皮肉な話。
部分的に『真昼の決闘』を引用してるのかも。

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 上野山功一が気色悪いヤクザを演じてて最高に良い。りんごと新聞紙、事務所内の影。事故死の遺影挿入の冷徹さは途轍もないし、びっこひきながらの殴り合いとあの転がり方は感情を揺さぶる。ダンプカーの暴力性と…

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このレビューはネタバレを含みます

建設される街。人々の住む家屋を横切るトラックは幾度となくリフレインされる。そしてその内の一台に轢かれて人が死ぬ。土ぼこり舞う乾燥した世界が、赤切れのように傷つけられていく。水分の飛んだ混沌。
大人た…

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香港
3.7

冒頭の素晴らしい曲から最後まで、鈴木清順の体内に流れているリズムが染み出しているようなカッティングとグルーヴで走っていく、大変に瑞々しい作品。

2人の関係は常に高低差を上手く使った構図と撮影によっ…

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