去る2022年9月13日、91歳でゴダール監督が死去し、彼の死後、本作を鑑賞することになろうとは…。
敬愛するジャン=リュック・ゴダールの死を知った時、驚きでしばらく呆然とした。
ついにこの時が来…
※これは映画の感想ではありません。
私だったら間違って『教えて!ゴダール先生』なんて馬鹿なタイトルをつけてしまうわ、こんなの。“自画像”らしいけど、私からしたら“夢小説”ならぬ“夢映像”なんです…
ゴダールがどんな自画像に収まるのか
それは何の痕跡もない白紙にでしかない
濃密でありながら、終わってしまえば立ち所に消え去り、それをたどることはできないというような白紙の上
ゴダール自身が仄暗い…