金井勝の作品第2作目。韓国で撮影。金井は朝鮮コンプレックスを抱えていると指摘されている。それは、少年時代に二度、川でおぼれかけ、二度とも朝鮮人の少年に救助されているという。また、自分の祖先は朝鮮人で…
>>続きを読む言語(国)と両親の喪失、撮影者と被写体の関係ですらも曖昧になる、ひたすらアイデンティティの危機。金井氏の両親のどちらかが韓国籍なのかな、とか想像してたけど、そんなことどうでもよくなるパワーで圧倒。ラ…
>>続きを読む的外れかもしれないが率直な感想は、なにかのガロ系の漫画のタッチやセリフを原作通りに忠実に表現したようなストーリー性のある良質な悪夢感あった。
街中で好奇の目に晒されてるところあたりなんかは演技じゃ…
冒頭、失語症の少年がラーメン屋へ向かう過程が描かれ、庭先に立つ音頭をとるオヤジと少年、川沿いを歩く中年女性との印象的なすれ違いを収めた後、ラジオ体操の音楽が流れるラーメン屋の店員に注文を聞かれ、うま…
>>続きを読む最高。興奮が冷めない。むささび童子演じる失語症の青年がラーメン屋(店主は佐藤重臣!)へ向かうが上手く注文ができない、というのをループする序盤からすでに楽しいけど、その3度目、途中すれ違う松井康子につ…
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