キャンディの作品情報・感想・評価

「キャンディ」に投稿された感想・評価

1ken

1kenの感想・評価

3.7
ヒースレジャーの
どうしようもないヒモ男役が
すごい似合ってましたね!
あの1組の男女の堕落っぷりには…。
そこまでしちゃうのかな~。
娘さんのお母さんの気持ちを考えたら
胸が痛くなる。

「やめられる時には、やめたくなくて、
やめたいと思った時には
やめられない。」
ドラッグは恐いですね。
タイトルとパッケージだけ見ると甘いラブストーリーなのかなと思っていましたが、実はドラッグに溺れる若者2人の物語。キャンディはコカインの別名ですね。
洗車とマックとシーンがすごく好き。どんどん薬に堕ちていく姿との対比で、他愛ない2人の姿を一瞬映すそのシーンがものすごく幸せそうで、特別記憶に残った。
薬に関してだけではなく、悪いことに溺れていたとしてその良し悪しというのは誰に何も言われても自分が気付くまで分からないもの。でもそれがあの時の全てで、真実。恋愛も依存の一種だと言われているけれど、依存するだけの関係と違うのはそこに存在する愛。2人はあのとき全力で愛し合っていた、そして今も。分かり合っていたがゆえに、切ないラストでした。

ヒースレジャーの演技が見たくての鑑賞でしたが2人とも素晴らしかったです。彼女に売春をさせたお金を2人で薬に使う生活、心の葛藤、繊細な演技が光ってました。そしてこの映画に出た彼を思うと少し虚しくて悔しい気持ちになります。
anjie

anjieの感想・評価

3.0
若く美しい娘がヤク中の男と恋に落ち、自らも薬漬け。薬代の為に体を売る。娘の稼ぎで散々薬を吸いまくった男は人生をやり直すために娘と別れ働き出す。娘はまだ男に未練を残す…。やるせない。母親の男への言葉「私の美しい娘に何をしたの!」が痛々しい。古いかもしれないが傷つくのは女ばかり。薬代が欲しければ男だって体売ればいいじゃん。
Yamammi

Yamammiの感想・評価

3.5
2人のあまりの堕落っぷりに
見入ってしまった。
ヒースレジャー、生きてたら
今頃どんな感じになってたかな…。
PI

PIの感想・評価

3.8
どんどん落ちて行く2人にハラハラ。
クスリの為なら何をしてでも稼がせるのに、仕事以外で男性と一緒だと嫉妬する。
愛の矛盾…
キャンディが立ち直ったのがせめてもの救い。
ラブストーリーと思って観たら重い人生ドラマだった。

キャンディの問題はヒースレジャーと出会う前からで、母親との関係に大きく問題があったみたい
ホイップの泡だてのケンカもそうだけどちょいちょい見せる母親の価値観おしつけの傲慢さと、きわめつけはキャンディの6歳からこぶしを握ってた!緊張してた!ってまじ切れシーン。しびれた。
傲慢で過度な干渉をする母親との能天気な父親に育てられ、優しくて刺激を与えてくれるものの倫理観のないだめ男にはまる、、。
とはいえヒースレジャーもキャンディを思う気持ちは真実で、悪いのはドラッグ。どのカップルも自分たちだけの世界を作り出すけど、キャンディ達はそれがドラッグだっただけ。恐ろしい。
結局2人の世界はドラッグと常に繋がってて、、、再開してすっかり元気になったキャンディに初めて出会った日の幸福を思い出したもののより戻さない愛、決意、過去の自分との決別。
ドラッグダメ絶対。というメッセージのみの映画ではなくて、考えさせられた。

2人の演技、美しさももちろん素晴らしかった!
K

Kの感想・評価

1.5
ドラッグ漬けの若いジャンキーカップルが破滅の道を辿っていくストーリー。今、この瞬間しか目に入らない2人は、幸せを取り違えて壊れて行く。

「やめれる時はやめたくなくて、やめたいと思った時にはやめられない」

幸せは、瞬間的な快楽ではなく、周りの人を傷つけて手に入れるものでもない。

若い2人の弱さに自分は共感できなかったし、いい加減にしろ、という怒りしか感じなかった。この手の映画はどうやら苦手です。
ic

icの感想・評価

3.5
最初のシーンでヒース・レジャーのひらがなタトゥーが気になってしまったが、最後にはそんなことそっちのけで涙。

シド&ナンシーやカートコバーン&コートニーのように音楽をしてるわけでもなく、ドラッグに溺れていく姿はなんだか身近すぎて辛かった。トレインスポッティングともちがう。ごく普通に見えるふたりがジャンキーになっていくのがこわかった。

幸せ満天の時期とそれが嘘のように喧嘩してめちゃくちゃになっていくのも、その極端な表現が悲しさを誘う。

ドラッグを辞めようとしている時に辛い状況とテレビの明るいテンションがまたすごい。体調悪い時に流れるテレビの軽快な音を思い出した。

どうしよもない人とわかっていても、好きだから一緒に居てしまうのもいれればいいと思ってしまうのもなんでなのだろうか。身体を売るまでして2人で一緒にいるだろうか。考えてしまう。
リンゴ

リンゴの感想・評価

3.0
ヒースレジャーのヒモ男っぷりがリアル。

俺にカラダ売れっての~?
オトコ相手に~??
やれなくはないけど~
やっぱムリだわ~

的なやり取りがもー腹立つ(笑)

キャンデイ、立ち直って良かった。
別れてあげるのも愛情だよね。
赤足

赤足の感想・評価

3.6
ドラッグとSEXに溺れ破滅の道へと徐々に転落していく男女の関係を赤裸々かつ繊細に描いた衝撃的なヒューマンドラマ。

話としてはありがちな、ドラッグ漬けのカップルをテーマにした物語なのだが、フタを開けて見たらば...かなり重く、しかも見応えが充分ある作品であった。

特に演出と役者の演技が光っており、ヒース演じるヒモ男でどうしようもない、ヘタレで駄目男っぷりは見ててどうしようもないと思えるのだが、時折滲ませる、哀愁漂うヒースの演技や恋人のキャンディをこよなく愛する姿やドラッグのシーンなどを見ている内にいつしか感情移入してしまうほど、しなやかに自由に演じており素晴らしかった。キャンディ役のコビー・コーニッシュもまた危うさや刹那的な部分などが物語や2人の関係に作用したりと、キャンディとダン2人今にも崩れて壊れてしまいそうなバランスが絶妙に描かれていた。

ドラッグでハイになりキャンディ🍬🍭の様な甘い甘い日々を過ごしていた生活から、あることを機に一転、破滅へと転落して、すれ違う2人の心模様や姿は痛々しく、正直。自業自得と言ってしまえばそれまでなのだが、ドラッグや己が如何に甘く幼稚で、挙句、最後に人を貶める物なのかという、ドラッグに対しての強いメッセージとそれに弄ばれるこのような2人の男女の人間ドラマが見事に絡み合っており、絶望の淵から希望の光が微かに感じられたと同時に切なさも残るラストは印象的であった。
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